59:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:19:53.61 ID:1lGxvRQQ0
―UAE(アラブ首長国連邦) ドバイ
結婚してから12年…早いものだ、もう12年だ。
私は5〜6年ほど前から、弁護士の仕事は半分休業という感じになっていた……。
60:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:21:00.12 ID:1lGxvRQQ0
この頃、私はドバイの大学に講師として招かれた、
滞在期間中はそこで教鞭を取るつもりだ。
講師の経験はあまりないので自信はないのだが……精一杯頑張るつもりだ。
「ようこそジャクソンさん!」
61:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:22:02.22 ID:1lGxvRQQ0
女生徒「アイシャさん…覚えてる…かな? 私だよ!」
アイシャ「…えーと」
女生徒はサイフにつけたミスリバティのキーホルダーを私に見せる…
62:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:23:20.69 ID:1lGxvRQQ0
休日、私とジョンはミナとショッピングに行く。
ミナ「この子、アイシャさんのお子さんですか?」
アイシャ「そ、ジョンっていうの」
63:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:25:24.03 ID:1lGxvRQQ0
―ジュメイラビーチ
ショッピングをたっぷり楽しんだ後、
私たちはジュメイラビーチまで海を観に行った。
64:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:27:02.80 ID:1lGxvRQQ0
ミナ「私の本当の父はアメリカ人です」
アイシャ「え!」
ミナ「アメリカ人の父…私は顔も名前も知らないヤツよ…
65:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:29:23.41 ID:1lGxvRQQ0
ミナ「私さ何がいいのかわかんないよ…ねぇ、アイシャ、教えて…」
アイシャ「甘ったれないで!」
ミナ「え?」
66:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:30:08.56 ID:1lGxvRQQ0
アイシャ「生まれてこない方がいい人間なんていません、価値のない人間もいませんよ」
ミナ「…アイシャ」
アイシャ「自分で自分を価値がないと思うなら、価値を得る努力をなさい、
67:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:30:54.77 ID:1lGxvRQQ0
―翌日
ジョン「ママの作るカレーは美味しいなァ」
アイシャ「そう? ありがとう」
68:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:35:40.01 ID:1lGxvRQQ0
だいぶ長くなりましたが完結しました。
読んでくださった方、お付き合い頂きありがとうございます。
10年以上前に書いた処女作の再掲ですので、
読み難い部分もあったかとは思われますが。
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