過去ログ - 勇者「デブと一緒に旅に出ることになった」
1- 20
127: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/06(水) 21:56:12.57 ID:C5vFH3vOO
〜駄菓子店〜

老婆エルフ「寄ってらっしゃい見てらっしゃい、百年の歴史を誇る老舗だよ!」

ソラト「これってもしかして温泉まんじゅうじゃない? 買ってよ、ねぇ!」
以下略



128: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/07(木) 22:23:06.35 ID:4Rr0q2JxO
その時、彼の横顔に剣が突きつけられた。
静かな誰何と共に横を睨む。
赤髪の青年もまた刺す様な視線で返す。
言わずとも剣を鞘走らせた理由は明白だ。
ジャラールを退治するつもりなのだ。
以下略



129: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/09(土) 22:11:52.04 ID:BFGl8TpHO
女騎士は後退してエルフから距離を取ると、聖剣を縦と横に振り抜いた。
剣光が刃となり、商品棚の商品棚を破壊し尽くしながらジャラールへ襲いかかる。
ダークエルフも胸の前で十字を切り、素早く呪文を唱えると細剣を斬り上げた。
細長い紫色の稲光が、女騎士へ無数に手を伸ばしてほとばしる。
必殺の上位黒魔法・Amethyst Lightning。
以下略



130: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/10(日) 11:19:57.54 ID:BWeJtd0u0
登場人物一覧その1 >>54
勇者=魔王の末裔説の考察 >>104
登場人物一覧 その2 >>126


以下略



131: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/10(日) 19:49:08.35 ID:nAuJkPFKO
ノワイユの瞳が怪しげに輝く。
これは、殺戮者の目だ。
ノワイユは確実に自分を殺す。
躊躇いもなく、豚を屠殺するかのように。
至近距離から大量の弾丸を撃ち込まれれば、動体視力と素早さに自信のある自分でも全弾回避できるか怪しい。
以下略



132:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/11(月) 16:55:59.38 ID:e8jK7t/0O
乙でした


133: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/11(月) 20:09:36.27 ID:vFMcL4TtO
その後、勇者達は魔王に関する決定的な情報を得ることができなかった。
ハイエルフは何百年も前からこの地に移り住んできて、魔王の存在も知っているはず。
しかし、魔王の名を出すとハイエルフ族はなぜか皆、そそくさと立ち去ってしまう。
触れてはならぬ掟でもあるのだろうか。
温泉街を東へ西へ、三人で手分けして奔走したが、返ってくる反応は同じだったという。
以下略



134: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/11(月) 20:10:26.41 ID:vFMcL4TtO
>>132
いつもありがとうございますm(_ _)m


135: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/11(月) 23:40:18.70 ID:Dol/ulpX0
壁の陰から現れたのは、ビール腹を揺らした肥満児であった。
皇帝と女騎士の間に漂うただならぬ雰囲気を察知して、こっそり盗み聞きをしていたのだ。
勇者の持っている聖剣は偽物だとか、そうでないとか。
てっきり愛の告白かと警戒していたデェブは、思わぬ話題に拍子抜けした。
そして、今度は勇者のことについて興味が湧いたのだった。
以下略



136: ◆LsZ4kFgXss[saga]
2016/01/13(水) 15:20:16.20 ID:8UA1RPJyO
〜ビャンビャン山〜

女騎士が肥満児に事情を話している頃、エルフの里より土遁で逃走したジャラールは、洞窟のあるビャンビャン山に戻ってきた。
綿菓子の様な白い雲が、水色の空を悠々と流れてゆく。
近くの木を切り倒して作った物干し台に、妹の物と思しきワンピースやその他諸々の洋服が揺らいでいる。
以下略



157Res/227.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice