過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:23:17.30 ID:GQVg3txd0
>舞姫の部屋
舞姫「まずは成功、だね」
以下略
58
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:23:44.77 ID:GQVg3txd0
>晩、魔王の私室
〜♪
以下略
59
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:24:12.54 ID:GQVg3txd0
ずっと拒絶していた『女らしさ』。それは武器にできるということを、舞姫は知っていた。
化粧を施した顔も、抜群のプロポーションを強調する衣装も、男の下心を引き出すには最適と知っていて――
舞姫(せいぜい油断しろ、エロジジイ)
以下略
60
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:25:02.15 ID:GQVg3txd0
魔王子「父上、失礼します」
舞姫(『父上』…魔王子は魔王の息子だったんだ)
魔王「どうした魔王子」
以下略
61
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:25:36.24 ID:GQVg3txd0
舞姫「魔王子様、何か御用でしょうか?」
魔王子「一つ忠告しておく。父上に抱かれて取り入ろうというのは無駄だからな」
舞姫「…何のことでしょうか?」
以下略
62
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:26:13.36 ID:GQVg3txd0
>翌日
チェロ弾き「舞姫様、魔王の女癖についての情報を耳に入れました」
以下略
63
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:26:44.50 ID:GQVg3txd0
側室「あら貴方達が音楽の国から来たという…。遠い所からご苦労様でした」
挨拶に向かうと、身重の側室は気さくに出迎えてくれた。
側室「あ…というか、貴方はお姫様なのよね。私よりずっと良いご身分の方じゃない」
以下略
64
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:27:10.10 ID:GQVg3txd0
チェロ弾き「親子間の衝突か…それを利用できぬものか」
舞姫「期待はできないかもよ。衝突も、ただの魔王子の反抗期かもしれないし」
チェロ弾き「まずは魔王と魔王子の関係性について、もっと情報を…」
以下略
65
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:27:37.81 ID:GQVg3txd0
舞姫「チェロ弾き、一緒に演奏できない?」ヒソヒソ
チェロ弾き「あんな雑音とですか…」ヒソヒソ
魔王子「俺の笛が未熟なのはわかっている…それでも未熟ながら、メロディーを奏でらるということを実感したいのだ!」
以下略
66
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2015/11/25(水) 19:28:10.29 ID:GQVg3txd0
魔王子「俺の笛は今まで苦情ばかりだったから、こう気持ち良さそうに踊って貰えると嬉しいな!」
舞姫「まぁーそれは良かったですわー」
舞姫(気持ち良いわけあるか! 木魚の音の方が遥かにマシだ!)
以下略
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