561: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 20:59:08.78 ID:HMesxzsu0
「少尉、やめさせてください!」
「本艦は高速航行中です」
562: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:00:59.47 ID:HMesxzsu0
『……すみません』
こちらの声を聞いた一之瀬は、開口一番謝辞を述べる
563: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:08:34.42 ID:HMesxzsu0
『本当のところ、成功するなんてこれっぽっちも思っていません』
『失敗する可能性の方が断然大きいです』
564: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:17:08.16 ID:HMesxzsu0
(もう無理だな)
それが今の状況の率直な感想であった
565: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:22:52.62 ID:HMesxzsu0
そんなことは言われなくても分かっている
だが、あの2人が意地を見せたのだから、自分もそれに応えてやられなければならない
566: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:26:22.93 ID:HMesxzsu0
最初は驚いていた乗組員たちの顔が段々と神妙になっていくが良く分かった
そんな彼らの視線を一身に感じながら続ける
567:名無しNIPPER[sage]
2016/07/06(水) 14:51:11.56 ID:xsH41aDz0
策を用意できるだけの支援と時間があるのかどうか
568: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/18(月) 20:51:08.45 ID:+WK9hsMD0
数秒の沈黙が流れる
座っている者、立っている者……皆が自分が発した言葉の意味を探るように押し黙っていた
569: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/18(月) 20:56:28.26 ID:+WK9hsMD0
「これは……」
その光景に言葉を失い、茫然と眺める
570: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/18(月) 21:00:51.34 ID:+WK9hsMD0
「では、まさか……」
こちら答えに大久保は動揺を隠せないようだ
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