602: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 22:37:11.37 ID:tZaL5E9A0
おまけに、『それに……』と付け加えながら、
「博打を打ったのは少尉の方が先ですよ?」
603: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 22:42:13.11 ID:tZaL5E9A0
『あ、ああ……はい』
『聞こえてます』
604: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 22:45:37.00 ID:tZaL5E9A0
「井上なら必ず敵の正面に船を持っていく」
「だから、お前は……」
605: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 22:47:37.46 ID:tZaL5E9A0
「投錨開始! 全員何かに掴まれ!!」
小林の怒声ともいえる警告が発され、海面に何かが叩き付けられたような音が響く
606: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 22:49:14.65 ID:tZaL5E9A0
「負けて堪るかッ!!」
井上が咆哮を上げる
607: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 22:51:15.53 ID:tZaL5E9A0
「大久保ッ!」
すぐさま井上は大久保の名前を叫ぶ
608: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 22:52:12.31 ID:tZaL5E9A0
直後、砲撃とも聞きまごう爆音と共に、右舷へ沈んでいた船体が跳ねあがった
余りの浮力に足の裏が床から浮き上がるように感じる
609:名無しNIPPER[sage]
2016/09/25(日) 20:08:36.08 ID:rli3UZz60
乙!
最初はどこぞのポンコツタンクみたいにやんなきゃなんねーのか。と思ってたけど、戦車と違って海だしムリゲーじゃんって思いなおしてたが、そんな方法もあるんだなぁ
610: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/10/23(日) 09:39:40.73 ID:Jj5KE7Sa0
(あれが……鬼)
この距離まで近づいて、初めて敵の姿を目の当たりにする
611: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/10/23(日) 09:40:43.70 ID:Jj5KE7Sa0
「……正面4キロ」
「未だ、攻撃の態勢を崩していません」
612: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/10/23(日) 09:42:17.17 ID:Jj5KE7Sa0
「左舷砲門付近に着弾」
「火災が……発生しています」
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