592: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/08/27(土) 20:45:42.93 ID:lyQ0MxM40
『……済みません』
『他に使えそうなものが無くて』
593: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/08/27(土) 20:47:57.79 ID:lyQ0MxM40
その風に乗れば予想よりも早く敵に接近することができ、接近戦を仕掛けられる
そういうことを野田は言いたいのだろう
594: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/08/27(土) 20:55:12.33 ID:lyQ0MxM40
「お前の案、使わせてもらうぞ」
上官の言葉に虚をつかれたのか、野田は珍しく間抜けな声を出す
595: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/08/27(土) 20:57:57.82 ID:lyQ0MxM40
『任せとけ』と返事をすると、そのまま受話器を置いて通話を終了させた
すぐ隣に座っていた小林に軽く礼を言い、艦橋の正面を振り向くと、
596: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/08/27(土) 20:58:39.55 ID:lyQ0MxM40
(後は、敵の弾が命中しないことを祈るだけか)
そう独りごちして、自分の持ち場へと戻ろうとしたとき、
597: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/08/27(土) 21:00:16.11 ID:lyQ0MxM40
「大久保ッ!」
反射的に大久保の名を叫ぶ
598: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/08/27(土) 21:01:07.17 ID:lyQ0MxM40
『今の砲撃で砲塔の一部が損壊した様です』
『主砲の発射には影響ありませんが、これ以上右へ旋回できません』
599:名無しNIPPER[sage]
2016/08/28(日) 00:10:01.87 ID:AWWvOJcoO
ドキドキ
600: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 20:09:21.31 ID:tZaL5E9A0
「まだ諦めるには早い」
こちらの考えを見透かすように、その声は語りかけてくる
601: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/09/24(土) 21:23:51.84 ID:tZaL5E9A0
小林は一瞬戸惑った表情を見せるが、直ぐに目の前の計器を慌ただしく操作し始めた
「カッターは後回しでもいい」
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