過去ログ - エツァリ「どこまでもお供しますよ、御坂さん」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 22:57:32.36 ID:pSrHbXqf0
以下略
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 22:58:57.01 ID:pSrHbXqf0
彼の少年は10031号の死体を発見することはなく、美琴のベッドの下で実験のレポートを見ることもなかった。
御坂美琴はヒロインになり損ねたのだ。
だから彼女は、鉄橋の上に沈痛な面影を残し、死地へと向かうこととなった。
終結と清算の代償として、自らの命を差し出すために。
以下略
4
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 22:59:46.17 ID:pSrHbXqf0
単に、庇われたのだ。
よりにもよって、救おうとした妹に。
以下略
5
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 23:00:34.92 ID:pSrHbXqf0
(やめて、お願い、やめて……)
止めなければならない。せめて、彼女だけでも逃がさなければ。
そう思うのに、体は動かない。声すら出すことはかなわない。
以下略
6
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 23:01:19.98 ID:pSrHbXqf0
そうなるには、あまりにも姉妹には時間はなかった。
情が芽生えるには長すぎて、お互いを理解するのには短すぎた逢瀬は、彼女たちを雁字搦めに溺れさせる。
そして。
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 23:02:13.84 ID:pSrHbXqf0
その目は、ただ御坂美琴という「お姉様」だけを映していて。
けれど、決して空虚ではなかった。
人形なんかじゃ――なかった。
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 23:03:27.74 ID:pSrHbXqf0
自分の妹の頭が慈悲も他愛もなく吹き飛ばされる。
その、一秒にも満たない刹那を経て――
全身に、その赤色をシャワーのように被った。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/22(火) 23:06:14.51 ID:pSrHbXqf0
本日の投下はここまで。
メインキャラは美琴と妹達とエツァリです
10
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/12/22(火) 23:11:13.85 ID:kSAFZvBCO
いいね。期待
11
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/12/22(火) 23:16:03.97 ID:1jN+vVheo
おつおつ
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