過去ログ - 【デレマス】アイ・キャン・フライ【スカイライダー】
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9: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/09(土) 23:44:40.02 ID:nHiGae130
空撮-「エアカメラマンによる空中撮影」という分野に筑波洋が足を踏み入れたのは、ずいぶん前だ。
元々ハンググライダーを大得意とする男だけに、敷居はないも同然だったのだろう。
谷が知る範囲でも、洋が一度日本に戻って来た頃には既に空撮をはじめていた覚えがある。
最初こそ手ブレがあったりしたが、旅先から送られる写真から確実に腕前が上がっているのは見てとれた。
だが、名が売れてきたにも関わらず空撮の依頼が一向に増えない。
以下略



10: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/09(土) 23:45:45.69 ID:nHiGae130
洋は答えない。
逡巡しているのか、本当にフラッシュバックがあったのかはわからない。
ただ、足が止まったことだけはわかった。
言葉の代わりに谷が出したのは、数枚のチケット。

以下略



11: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/09(土) 23:46:26.22 ID:nHiGae130
<R------→I>

「フライステーション?」

「そうだ」
以下略



12: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/09(土) 23:49:12.38 ID:nHiGae130
「フライステーションにあるのは『ウィンドトンネル』ってデカい空調機だ。
 床はメッシュ状のトランポリン、別室にある12ベーンモーターから流れる気流がコーナーベーンで屈折して、
 下からフライトゾーンへ滑らかに入っていくことで専用スーツを着た内部の人間を疑似空中飛行させる。
 中の温度は通年22度、気流の速度や密度は均一と管理は完璧、万が一モーターが止まっても
 空気の流れは徐々に小さくなるからトランポリンに軟着陸確定。これにより時速約200キロでの落下を安全安心-」
以下略



13: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/09(土) 23:50:38.82 ID:nHiGae130
「単独飛行を行うライセンスを取るためには、最低でも8回分のダイビング経験が必要だ。
 だからこの間やった実地で1回分として、残りの7回分をここで消化する。
 ライブのメイキング番組にかこつけて、開業前の施設を特別に使わせてもらう形だな」

「フフーン!ボクなら当然の扱いですね!」
以下略



14: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/11(月) 01:01:45.56 ID:/f31dvuX0
<R←------I>

国内でも国外でも、筑波洋は日常的にバイクを使う男である。
だから電車移動の乗換駅として栄える新越谷駅前も、当然のように電車ではなくバイクで疾走した。
愛車のスズキ・ハスラーも使い込まれたもののはずだが、街道を駆け抜ける様は快調そのものだ。
以下略



15: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/11(月) 01:02:23.10 ID:/f31dvuX0
(変なタイミングで来ちゃったか…?)

ベンチに座り、軽く頭をかく。
出鼻を挫かれるというのは、あまり良い気のするものではない。
とはいえ考えてどうとなるわけでなし、待ち時間もさしてあるわけではない。
以下略



16: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/13(水) 02:29:00.98 ID:EDrx56iX0
<R------→I>

「プロデューサーさん、ずいぶん人が少なくないですか?」

「少ないこと自体は想定内なんだけどな。だが…ここまで行くと、な」
以下略



17: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/13(水) 02:30:05.80 ID:EDrx56iX0
そうこうしている内に、映像は終わった。
幸子よりも先に席を立ったプロデューサーは、青年の元へ向かっていた。

「すみません、貸切だなんだでゴタゴタさせてしまいまして。ご迷惑をおかけしました」

以下略



18: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/13(水) 02:32:42.66 ID:EDrx56iX0
…数分後。

幸子は遅れてウィンド・トンネルの前にやって来た。
口頭説明までは一緒だったが、もこもこした専用スーツを着るのに手間取ってしまったのだ。
結果、幸子とプロデューサーより先に例の青年がウィンド・トンネルの中に入っている。
以下略



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