過去ログ - 屋上に昇って.
1- 20
353:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:42:22.61 ID:Fxr7uh8Eo



 部活のメンバーで新しくできた水族館に行こう、と言い出したのは佐伯だった。

以下略



354:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:42:53.34 ID:Fxr7uh8Eo



 ある日、部活の前にふと思い立って、東校舎の屋上へと向かった。
 
以下略



355:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:43:19.89 ID:Fxr7uh8Eo

「きみ、もしかして、柚原志乃さん?」

 彼女は怪訝そうに眉を寄せた。

以下略



356:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:44:16.96 ID:Fxr7uh8Eo

「ここで、何をしてたの?」

 そう訊ねると、彼女は困ったような顔をして、手のひらをさしだしてきた。

以下略



357:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:44:44.43 ID:Fxr7uh8Eo

「……先輩」

 振り返ると、柚原志乃は、たしかに俺をじっと見据えていた。

以下略



358:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:45:42.91 ID:Fxr7uh8Eo

「じゃあ、なんなんですか?」

 真剣な顔で、彼女はそう訊ねてきた。
 どう答えるべきか、少し考える。
以下略



359:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:46:38.04 ID:Fxr7uh8Eo

「……俺のおかげで、がんばってこれたんだ、って、そう言われたんだ」

 柚原志乃は、何も言わずに続きを待つ。だから俺も、言葉を続ける。

以下略



360:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:47:08.89 ID:Fxr7uh8Eo



 嘉山を経由して嵯峨野連理から連絡があったのは、夏休みも半ばを過ぎた頃だった。
 
以下略



361:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:48:24.13 ID:Fxr7uh8Eo



「たっくん! 緊急事態です!」

以下略



362:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:48:50.63 ID:Fxr7uh8Eo

 嘉山がわざとらしく溜め息をつく。

「……おまえら、準備悪すぎだろ」

以下略



396Res/275.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice