過去ログ - 速水奏「The Dark Side of the Moon」
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6:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:32:53.56 ID:kj4bVlfs0
ふと、今日来た郵便物を見ていなかったことを思い出す。

今朝郵便受けから取り出したくせに、そのまま放置して家を出てしまったからだ。

私はソファに座り、ワインを置いた。目の前には乱雑に投げ出された郵便物の山が待っている。
以下略



7:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:34:38.23 ID:kj4bVlfs0
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以下略



8:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:35:10.99 ID:kj4bVlfs0
「あら、文香じゃない。久しぶりね」


私は小さな笑顔を浮かべつつ、彼女の隣のロッカーを空けた。

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9:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:35:43.30 ID:kj4bVlfs0
「文香、腕太くなった?」

「!?…そ…そうでしょうか……やはり最近レッスンを怠っていた影響が…」


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10:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:38:52.76 ID:kj4bVlfs0
その時ふと、例の葉書の事を思い出した。

元担当プロデューサーからの招待状。彼女は確か今でも彼のプロデュースを受けていたはずだから結婚の話は知っているだろう。


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11:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:39:40.85 ID:kj4bVlfs0
「そうですか…来れるといいですね…」

「そうね」


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12:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:40:16.21 ID:kj4bVlfs0
「そう、二時間くらい待たせることになっちゃうけどいいかしら?」

「ええ、構いません。待つのは…得意ですから」


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13:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:41:17.81 ID:kj4bVlfs0
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14:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:42:10.82 ID:kj4bVlfs0
「どうぞ」


コトリ、という音をたててグラスがテーブルに置かれる。

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15:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:43:10.29 ID:kj4bVlfs0
「そう?でも今の文香ってば、かなり色っぽい顔してたわよ?」


私は意地悪な顔で、彼女をちくりと刺してみる。

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16:墓堀人[saga]
2016/07/01(金) 12:43:39.99 ID:kj4bVlfs0
「奏さんは…相変わらずですね…」


真っ赤な顔で縮こまる文香がか細い声で恨み節をつぶやく。

以下略



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