過去ログ - 開かない扉の前で
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871:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 00:19:49.14 ID:Ch5AfJxSo

「すみれは――」と、あさひは口を開いた。

「どうしたの?」

以下略



872:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 00:20:17.50 ID:Ch5AfJxSo

「どうして……碓氷を刺したの?」

「どうしてだろうな」

以下略



873:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 00:21:09.16 ID:Ch5AfJxSo

「遼一について、ほんのすこしだけ、わかったようなことを言ってもいい?」

「……どうぞ」

以下略



874:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 00:22:03.14 ID:Ch5AfJxSo

「それでも……」

 と、僕は言う。

以下略



875:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 00:22:29.61 ID:Ch5AfJxSo

「でも、望むと望まざるとに関わらず、わたしたちが生きているのはきっとそういう世界なんだよ」

「……」

以下略



876: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2017/11/11(土) 00:23:01.54 ID:Ch5AfJxSo
つづく

856-14 彼女は塔の下へと → 塔の下へと
857-11 は手に → 果てに



877:名無しNIPPER[sage]
2017/11/11(土) 07:56:18.90 ID:aGNhzq1i0
おつです


878:名無しNIPPER[saga]
2017/11/15(水) 23:47:04.50 ID:lNunJpruo



 話はたいして弾まなかった。
 
以下略



879:名無しNIPPER[saga]
2017/11/15(水) 23:47:33.60 ID:lNunJpruo


 彼女は不慣れな様子で栓を抜き、グラスを並べてそこに注いだ。

「よかったのか?」
以下略



880:名無しNIPPER[saga]
2017/11/15(水) 23:47:59.78 ID:lNunJpruo

「本当はね」、と、僕は話し始めた。

「今よりほんの少し普通に近い子供だった頃には、未来に対して希望をもっていたことだってあったんだよ」

以下略



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