過去ログ - モバP「速水奏の輝かせ方」
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26:名無しNIPPER[sage]
2016/07/30(土) 02:04:30.15 ID:vuNuU8Ino
ええやん
こういうの好き


27: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/07/30(土) 02:32:33.72 ID:9se+2GXe0
 命題、アイドルとはなにか。

 原義を辿れば偶像となるが、偶像にしたって千差万別。究極的には人の数だけ存在する。

 だから、俺たちは考えなくてはならない。
以下略



28: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/07/30(土) 03:54:08.39 ID:9se+2GXe0
「と、言うわけでやってきましたテレビ局」

 数日経ったある日、俺は速水さんを引き連れて城ヶ崎美嘉の収録を観覧しに来ていた。

 アイドルの知り合いは沢山いても、アイドルとしての一面は見る機会がなかった。表裏があるとは言わないけれど、誰だって公私で違う顔を使い分けているはずだ。
以下略



29: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/07/30(土) 03:57:06.62 ID:9se+2GXe0
 速水さんはよろしくお願いしますと軽く会釈した。多少緊張している様子だった。彼はおうと気前よく返事した。

「にしても、まさかお前がプロデューサーになるとはね」

「自分でも意外だよ。本当はやる気なかったんだけど……」
以下略



30: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/07/30(土) 04:00:04.58 ID:9se+2GXe0
 城ヶ崎さんのレギュラー番組の収録を観覧し終えた俺たちは、彼女の控え室で休憩していた。城ヶ崎さんと彼が帰ってくるまではもう少しかかるそうだ。

「収録って初めて立ち会ったけど、思ったより時間かかるんだな。すごく疲れた」

「そうね、座っていただけなのに肩が凝ったわ」
以下略



31: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/07/30(土) 04:02:38.10 ID:9se+2GXe0
 ここまで揃っているのに活かせていないのだから、なかなかどうして上手くいかないものだ。

「そう思うならキスしてくれてもいいんだよ」

「俺としてはしたいんだよ? でも都条例が許してくれないんだ」
以下略



32:名無しNIPPER[sage]
2016/07/30(土) 10:10:18.87 ID:T4QTBeyeo
こいつらいいなあ


33:名無しNIPPER[sage]
2016/07/30(土) 10:37:04.65 ID:r1iJg92zO
すばらしいね


34: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/07/31(日) 02:17:13.06 ID:1RZ+Ipaf0
「もうっ! やめてよびっくりしたじゃん!」

 城ヶ崎さんは紅潮した顔を手で扇いでいた。ギャップというなら、ギャルな見た目に反して初心であることが一番であろう。この初々しい反応もまた魅力である。

「ちょっと驚かそうと思ってね」
以下略



35: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/07/31(日) 02:19:56.53 ID:1RZ+Ipaf0
 城ヶ崎さんは苦労してきたのだろう。そして彼とともに努力してきた。その積み重ねが今の彼女を構成している。

 一人でここまで来たのではないと、そう認識している。だから、城ヶ崎さんはみんなに感謝できる。

 俺の思うよりずっと、城ヶ崎さんは真面目で優しい女の子だ。
以下略



36:名無しNIPPER[sage]
2016/07/31(日) 02:27:20.34 ID:rR0+SiYCo
いいぞ……


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