過去ログ - モバP「速水奏の輝かせ方」
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96: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/15(月) 11:27:35.90 ID:c7loBI3L0
 恐るべき魔性である。

 努めて茶化すように笑う。

「俺は追うより追われたい派なんだ」
以下略



97: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/15(月) 11:29:31.22 ID:c7loBI3L0
「隠されても、月はいつでもそこにあって同じ表情をしているの。裏側はいつまで経っても裏側のまま。

 ……でも、それって寂しいと思わない? 表はすぐに飽きられて見向きもされず、かと言って裏を見せられもしない。

 叢雲でも変化があればまた見てもらえるし、せめてひとりでも裏を知っていてくれれば、救われる気持ちになるかもしれないわ」
以下略



98:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/15(月) 12:28:59.56 ID:ah2dCx9O0
はやくも完全に男女の会話になっててもうだめだーおしまいだー感ある
かなちゃんが焦る姿がみたい


99: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/16(火) 06:22:09.69 ID:gqYGk2WU0
 対照的な日々は過ぎていく。

 俺は行き詰まって、

 速水奏は好調極まって。
以下略



100: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/16(火) 06:25:24.78 ID:gqYGk2WU0
 動画を眺めて、千川さんの言う無難の意味が理解できた。俺の用意した演出では、安定感は増しても驚きや目新しさは感じないだろう。

「わからん」

 唸りながらデスクに突っ伏す。
以下略



101: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/16(火) 06:32:15.94 ID:gqYGk2WU0
 昼休みは外に出てみることにした。

 気分転換と気晴らしだ。カフェテラスあたりで昼食を済ませてから散歩でもしよう。

 ロビーに降りる。
以下略



102: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/16(火) 06:33:43.20 ID:gqYGk2WU0
「プロポーズとプロデューサーって似てるよねっ! つまりはプロポーズ?」

「うん、似たようなものだからね。それで、用件は?」

「うーんとね……お腹すいたー! ねえねえ、ご飯食べに行こうよー?」
以下略



103:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/17(水) 01:05:24.52 ID:CNrY6hr60
3人とキャッキャしてるPを見ていると、
なんとなく柱の陰からこちらを見ている速水さんを想像してしまう
指輪ではなく首輪をかけられる展開…ないか


104: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/17(水) 10:28:26.37 ID:90KdAnqB0
「で、塩見さんと一ノ瀬さんはなにか用あるの」

 サンドイッチを食べ終わった俺は、浮かんでいた疑問を投げかけた。威圧的にならないよう気をつけて。

 塩見さんはんー、と気怠げに微笑んだ。
以下略



105: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/17(水) 10:29:54.49 ID:90KdAnqB0
 塩見さんはにやっと口角を上げる。偽悪的に見えた。

「ダメだった? もしかして怒ってるー?」

「んー、ごめん。べつに責めてるつもりはないんだよ。純粋に気になっただけでね」
以下略



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