過去ログ - 「喧々囂々、全てを呑み込むこの街で」
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10: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 13:30:05.34 ID:Xo9GuVjR0
男は廃遊園地の門を蹴り破りました。老朽化が激しいせいで、簡単に折る事が出来たようです。

人から忘れ去られたその広場では、ただひたすらに物悲しい風が男を撫でます。

派手な原色で彩られたマスコットキャラクターは、錆びついてもなおその笑顔を保っています。
以下略



11: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 13:31:16.32 ID:Xo9GuVjR0
【四夜目 終わり】


12: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 13:33:59.06 ID:Xo9GuVjR0
「最近物騒だよなぁ」

「ああ……一体どんな奴なんだろうなぁ」

何処に行っても、街は「霧の怪物」の噂で持ちきりです。
以下略



13: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 13:34:43.72 ID:Xo9GuVjR0
【五夜目 終わり】


14: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 13:43:04.00 ID:Xo9GuVjR0
「ありがとやしたーっ」

男は新しく買った巨大な大剣を背負い、武器屋を後にしました。

火山のマグマを泳ぐ龍の素材が使われており、火の力に呼応する性質を持っています。なかなか値は高くついたようです。
以下略



15: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 13:45:05.35 ID:Xo9GuVjR0
「ほう……ッ!?」

男がそれに合わせて膝蹴りをしようとすると、足元から二つの手が出現し、男の両脚を捉えました。

(こいつ……影に関しての能力を持ってやがる! 種族か、それとも魔法か……)
以下略



16: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 13:45:48.69 ID:Xo9GuVjR0
【六夜目 終わり】


17:名無しNIPPER[sage]
2016/08/12(金) 15:12:58.48 ID:oVVIMoEd0



18: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 15:17:33.32 ID:Xo9GuVjR0
男は「霧の化け物」が現れた被害跡を調査していました。

(……この削り取ったような跡は何だ……?)

(それに、この跡は……無理矢理進んだ?)
以下略



19: ◆XkFHc6ejAk[saga ]
2016/08/12(金) 15:18:15.73 ID:Xo9GuVjR0
【七夜目 終わり】


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