312: ◆1HYehGkP635v[saga]
2016/08/29(月) 00:55:57.36 ID:hWTEXAWe0
学校が始まって、当然部活も始まる。
と言っても、何をするわけでもないし、何が変わったわけでもない。
前より少しみんなと仲良くなっただけで、だからと言って部活が忙しくなったり、サボったりするようになったことはない。
313: ◆1HYehGkP635v[saga]
2016/08/29(月) 00:57:12.98 ID:hWTEXAWe0
それからしばらく経ったある日の放課後、俺は部室に行く前に、渡り廊下に寄った。
言うまでもなく、こなたがいた。
「やあー」
314: ◆1HYehGkP635v[saga]
2016/08/29(月) 00:58:56.95 ID:hWTEXAWe0
堪えきれないというように、思いっきり笑った。
「え、え?」
戸惑う。違ったのか。
315: ◆1HYehGkP635v[saga]
2016/08/29(月) 01:00:26.10 ID:hWTEXAWe0
「なら、お前は何者なんだ?」
「まあ、少なくとも、人間では、ありませんねー」
こなたは当たり前のように、重大なことをサラッと言った。
316: ◆1HYehGkP635v[saga]
2016/08/29(月) 01:03:18.45 ID:hWTEXAWe0
悩む必要がなくなったから、こなたは姿を見せなくなったのだろう。
俺が、変わることを恐れなくなったから。
あいつ自身もいなくなる、という変化も、俺は素直に受け止めることができた。
317: ◆1HYehGkP635v[saga]
2016/08/29(月) 01:04:10.58 ID:hWTEXAWe0
「ここにいたんだ」
318: ◆1HYehGkP635v[saga]
2016/08/29(月) 01:06:23.41 ID:hWTEXAWe0
おしまい。
319:名無しNIPPER[sage]
2016/08/29(月) 03:08:21.80 ID:NtcsjQSDO
激しく乙である
独特の空気感がとても良かったよ。イチ可愛い
主人公は、克服できて良かったね。もうちょい、想いを口に出せると良いね。あと、爆発しろ
320:名無しNIPPER[sage]
2016/08/29(月) 10:44:55.77 ID:7W80XWgb0
えっこれコピペ?
321:名無しNIPPER[sage]
2016/08/29(月) 14:31:40.21 ID:IBWtpgk5o
乙でした
良かった
322:名無しNIPPER[sage]
2016/08/29(月) 15:47:19.63 ID:GzJl+vEhO
乙
ヒロインの名前通り一夏の物語って雰囲気で凄くよかったわ
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