6:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 01:58:29.45 ID:UKdWgJlR0
席に着いてから改めて周囲をぐるりと見渡す。
壇上の最前線には私達あんこうチームの面々と生徒会、そして黒森峰女学園のお姉ちゃんとエリカさん。
7:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 02:16:56.54 ID:UKdWgJlR0
「先ずは突然のお呼び立てに応じて頂き、感謝の意を」
平坦な口調で、文科省の人は言う。
8:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 18:15:40.76 ID:UKdWgJlR0
一瞬、何を言っているのか本当に分からなかった。
凍り付いた様な静寂が辺りに漂う。
9:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 18:19:17.79 ID:UKdWgJlR0
「誰かと思えば島田流の娘じゃないか」
「あぁ〜! トマトとオリーブオイルとアンチョビとチーズが苦手な!」
10:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 18:36:02.94 ID:UKdWgJlR0
「あ……、はっ……れ?」
まるで体が動かない。
11:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 19:03:14.50 ID:UKdWgJlR0
逃げ出さなきゃ。その一心で私は上体を起こす。
すると、アリスちゃんは私に振り返る。途端、私は心臓を鷲掴みにされた様な感覚に縛られた。
12:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 19:14:13.53 ID:UKdWgJlR0
……うそ。
そんな訳ない。
13:名無しNIPPER[sage]
2016/09/04(日) 19:51:03.34 ID:gSqtrTGDO
乙です。
一体、文科省は何を誕生させたのか…(汗)
14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 20:18:58.43 ID:UKdWgJlR0
顔を上げると、椅子を飛び越えて知波単学園の西さんと福田さんがアリスちゃんに飛びかかっていました。
福田さんがアリスちゃんの腰にしがみ付き、西さんが両肩を羽交い絞めにする。
15:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 20:36:17.17 ID:UKdWgJlR0
「嫌! いやぁ!!」
必死に振り払おうと私は力任せに暴れ回った。
16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 20:57:06.04 ID:UKdWgJlR0
「半数以上が逃げ延びたか……。女子高生とはいえ少々甘く見過ぎたか」
無数の画面を眺めながら、私はゆっくりと笑みを浮かべる。
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