過去ログ - 凛「GANTZ?」
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218:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:42:39.60 ID:wmutTus80
私が動いたと同時に地面が爆発した。

スーツの力によるアシストもあり、私の動きは仏像よりも早く動けたはずだ。

だが、私の視界には仏像の姿はなかった。
以下略



219:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:43:12.15 ID:wmutTus80
恐らく投げる前に銃で撃っていたのか、死体は破裂し私の全身に血が降り注ぎ、顔に降りかかった血は目に入り、私の視界は遮られてしまった。

凛(くっ!?)

目は見えなかったが、先ほど見た仏像の位置とは逆の方向に飛び、目を拭いながら距離を取る。
以下略



220:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:44:19.07 ID:wmutTus80
凛「なっ!?」

弾けとんだ銃の破片を見ながら、私は体勢を崩し地面に落ちる。

叩きつけられる寸前で体勢を入れ替え、猫のように着地した私に仏像の声が聞こえた。
以下略



221:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:45:29.46 ID:wmutTus80
「想像してみろよ。これからお前はさっき俺が言った通り、まずは手足を吹っ飛ばす。その次は腹を裂いて、中をこの剣でかき混ぜてやる。あァ、安心しろ、内臓は傷つけずにかき混ぜてやるから中々死にはしねェ、痛みだけを与えてやるから豚みてェな悲鳴を上げてくれよ?」

もはや私をただのオモチャとして見ている様なその視線に、私の感情が高ぶる。

凛「……舐めてんの? アンタを殺すのは私だって言ってるよね?」
以下略



222:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:46:11.89 ID:wmutTus80
だけど、私の耳にギョーンという音が聞え、今度は私の右腕が破裂した。

凛「ぎあああああああああああああ!! うぁああああああ!! あぎっああ!!」

「ホラ、これでもう腕が無い、お前もう終わったぜ」
以下略



223:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:47:52.57 ID:wmutTus80
「ククク……逃げんなよ」

たどり着いた。

私はあごを当てて、コレの刃を収納した。
以下略



224:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:48:48.83 ID:wmutTus80
「アァア? な……」

私の口に肉を貫いた感触が伝わった。

凛(あっ、はぁっ!! 刺さった!! 刺さってるぅ!!)
以下略



225:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:49:44.69 ID:wmutTus80
グチャグチャになった仏像を見て笑いが止まらない。

凛「ざまあみろ!! 何が私を殺すだ!! 私は死んでない!! 死んだのはアンタだっ!!」

今だかつて味わったことの無い爽快感が私を包み込む。
以下略



226:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:51:05.76 ID:wmutTus80
気がついたら私はガンツの部屋にいた。

凛「……あぁ、戻っちゃったんだ」

さっきまで感じていた満足感が薄れていく。
以下略



227:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:51:55.10 ID:wmutTus80
凛「あ、誰だろう?」

徐々にその輪郭が現れる。

玄野さんだった。
以下略



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