過去ログ - 姫川友紀「好きって気持ち、少しまえ」
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8: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:30:24.03 ID:Gp4ENr9z0


 スマホを耳元から離すと、そのまま倒れる。

 天井からぶら下がる蛍光灯をぼんやり見ていた。
以下略



9: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:34:31.89 ID:Gp4ENr9z0


 前まではお兄ちゃんと一緒に住んでいた。

 お兄ちゃんが仕事の関係で東京に出た際、あたしもついて行きたいと言ったのだ。
以下略



10: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:36:47.94 ID:Gp4ENr9z0

 さっきのお母さんとの電話を思い出した。



以下略



11: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:42:27.53 ID:Gp4ENr9z0

――――
―――


以下略



12: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:45:36.06 ID:Gp4ENr9z0

 事務所の入り口を抜けて、自分たちの部署の扉を開ける。

 事務所の中には、人影が一つ。

以下略



13: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:47:54.08 ID:Gp4ENr9z0


「お祝いメッセージ送ってくれたじゃん!」

「ふふ、冗談よ」
以下略



14: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:50:43.25 ID:Gp4ENr9z0


 楓さんを見送ってから、あたしは息をついた。

 誕生日だというのに、誘ったみんなこんな調子なのだ。
以下略



15: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:55:53.82 ID:Gp4ENr9z0


 開いたままの鞄から、なにか袋が見えた。

 高いお店で買った時に貰えるような、作りのしっかりした紙袋。
以下略



16: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:57:33.37 ID:Gp4ENr9z0

 やってきたのはプロデューサーだった。


「あー、あはは。お疲れさま、プロデューサー!」
以下略



17: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 00:59:45.03 ID:Gp4ENr9z0


 雑巾を手に戻ってくると、プロデューサーは鞄を机の上の隅に置いて、書類に目を通し始めていた。

 鞄は閉じられていた。
以下略



18: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:01:22.59 ID:Gp4ENr9z0


「どうしたの?」

「ああ、いや……そんなペンダント、持ってたっけ?」
以下略



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