過去ログ - 【ガルパン】逸見エリカ「友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である」
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名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:46:12.98 ID:+3HHJ9Wn0
「……あそこには、いい理解者がたくさんいたんだろうな、と。私はあの子の事を何も分かっていませんでした。自惚れですが、私がもう少しでもみほのことを理解できていたら……今でも、アナタの横にいたのではないかと。そう思います」
「自惚れだな」
「はい。自惚れ屋なんです、私。だから、今も自惚れています。今、私に出来る事。それは、あの子がやっと見つけた居場所、私がなることが出来なかった場所を、守る為に戦うことだと。それが、本当の友達になれなかった私がせめて、あの子の為にすべきことだと」
自惚れで、気が短くて、口を開けば嫌味節。
以下略
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名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:47:04.51 ID:+3HHJ9Wn0
〜〜
「「「ありがとうございました!」」」
「こちらこそ、お礼を言わせて頂きたいです!」
以下略
44
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名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:51:07.43 ID:+3HHJ9Wn0
〜〜〜
「……お久しぶりです。エリ……逸見さん」
「……ええ。今日はよろしくお願いするわ、西住隊長」
以下略
45
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:52:07.49 ID:+3HHJ9Wn0
〜
「やりましたね、エリカ隊長」
パンターから降りてきた小梅が駆け寄ってくる。
以下略
46
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名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:52:56.61 ID:+3HHJ9Wn0
「と、取り敢えず、前回の雪辱は晴らしたわ。次も負けないから。今回はありがとう、いい経験になったわ。それじゃ」
「えっ、あの……!」
彼女の姿をまともに見る覚悟は出来ていない。
以下略
47
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:53:47.30 ID:+3HHJ9Wn0
「誰が捻くれてるのよ」
「エリカさんですよ」
「……戻ってなんかないわ。捻くれっぱなしよ」
「本当に、もう……この天邪鬼! いつまでも逃げているつもりですか!?」
「なっ……!?」
以下略
48
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名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:56:07.52 ID:+3HHJ9Wn0
「いらっしゃいませー。お客様何名でしょうか?」
「2人で」
「かしこまりました。あちらのお席にどうぞ」
店員に示された席に向かう小梅の背中に続く。
以下略
49
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:58:37.42 ID:+3HHJ9Wn0
「いいえ、何も。今日は練習試合を受けてくれてありがとう。私たちにとっても、またいい経験になったわ」
「黒森峰女学院の隊長にそう仰って頂けると、わたくし達の自信にも繋がります」
「……私がいると邪魔でしょう。席を変えてもらってくるわ」
「そんなこと!」
以下略
50
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:59:39.57 ID:+3HHJ9Wn0
「では、変わりに私達に大洗でのみほさんのこと、教えて頂けませんか?」
小梅が私が口を開くよりも先に、彼女の横に座ってしまった。
「はい! こちらに来てからの西住殿のことでしたら、この不肖秋山におまかせください!」
以下略
51
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 03:00:32.30 ID:+3HHJ9Wn0
「西住殿、前に黒森峰を訪問した後に言っていました。少しだけだけど、逸見殿とちゃんと話せたって。嬉しそうでした」
「今日の試合が決まってからも、みほさんはずっと言っていました。逸見さんにちゃんと謝りたいと」
「……あの子が? 私に?」
「ああ。あんなに怒らせてしまったと。私が傷つけてしまったからだと、言っていた。試合が終わったら謝りに行くと言っていたが……その反応だと、聞いていないようだな」
以下略
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