過去ログ - 天の原ふりさけ見れば春日なる...
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24: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 22:59:41.19 ID:NypoJ6GT0
遡上。一六〇〇。

提督が潜水艦の脅威を大幅に過小評価していたと気づくのはその三時間前。既に空母機動部隊が無線封鎖海域に入った後だった。

提督が全力で通信基地へ駆け抜け、ドアを蹴り開ける。
以下略



25: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 23:01:22.39 ID:NypoJ6GT0
戻。一九〇〇。

護衛艦一隻は潜水艦に発見されはしたものの、一隻だけでは大した脅威ではないと判断された。

上からは近づく艦娘を撃沈しろとしか言われていない為、命令にない戦闘をして弾薬を消費したくないし、この一隻が囮である可能性も無きにしも非ず。
以下略



26: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 23:02:18.19 ID:NypoJ6GT0
加賀「作戦が変更されているにしてもそうでなくても、私達は止まるわけにはいきません、赤城さん。ここで待機すれば追い付かれてしまいます」

そうですね、と赤城が加賀に同意する。

赤城「皆さん、あとどれくらい走れそうですか?」
以下略



27: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 23:03:16.84 ID:NypoJ6GT0
深海棲艦側。

防空棲姫「そう、空母機動部隊が来てるんだ、へぇ、来てたんだ」

潜水艦からの報告に防空棲姫が冷酷的な笑みを浮かべた。
以下略



28: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 23:04:16.24 ID:NypoJ6GT0
作戦は精密機械のようなものとは誰が言ったものか。

一つの歯車が欠ければ、そのすぐ傍の歯車が動かなくなり、遠くにいる歯車はしばらくは惰性で動いていても、やがて止まる。替えの歯車があれば別だが、替えがなければ止まってしまう。

二つの作戦が平行して動いているなら、二つで一つの仕事を完成する精密機械。
以下略



29: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 23:04:59.41 ID:NypoJ6GT0
二二〇〇。補給部隊。

横須賀から出港して既に七時間が経過していた。

ずっと潜水艦に怯えていた速吸が、不安のあまりついに口を開いた。
以下略



30: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 23:05:54.50 ID:NypoJ6GT0
だが、精密機械というのは、的を射ているようで外れているのではないか。機械は、一つが故障すればもうそれきりなにもすることができなくなる。元に戻すには同じ部品を用意するしかない。ずっと同じ方法を選び続けるしかない。

人間なら、これがだめならばこれ、それがだめならばそれ、あれがなくなったなら今度はあれを、と最終的に完成の方向へ導こうとあらゆる方法を試し続ける。例え一部がかけても、柔軟に対応できる。
ここでやはり機械と人間の区分けというものは為されるものだ。例え一つの要素が欠けたところで、目標へ伸ばし続ける手の速度は変わらない、それが人間のたてる作戦なのだ。


31: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 23:06:47.79 ID:NypoJ6GT0
二四〇一。太平洋上。

長良が二隻の駆逐艦と思しき影を14km先にレーダーに捉えたのは日付変更時刻を越えてすぐだった。

五月雨「戦艦ですか?」
以下略



32:三十分後に投下再開します。[saga]
2016/10/04(火) 23:08:56.79 ID:NypoJ6GT0
その時点で時雨はパニック状態だった。何も考えず無我夢中で白露を抱きあげて、全速で後方へ向かって逃げる。

逃げて逃げて、機関が異音をたてようとも限界まで吹かして逃げた。

途中で五月雨と会えたのは、奇跡だった。
以下略



33:運営終了は犯罪[sage saga]
2016/10/04(火) 23:27:16.99 ID:Od+Qrumm0
ダンジョ&プリンセスも終わったラビリンスバインに似てるゲームチン巫女ゲーも終わったひつじ×クロニクル男追加シネ白髪神父様のハーレム穢されて終わったペロペロ催眠完全無料版を終わったレーシング娘。も終わった打ち切りダークネス40万人9月30日終わる終わった妄妄想出来ないと寂しい再び無駄キャラ省いて事前登録欲しいデス

善い部分だけ取り入れろ

阿知賀編は猿とレジェンゴの妄想


34: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/10/04(火) 23:28:27.27 ID:NypoJ6GT0
声を震わせながら、時雨が駆けつけた。

五月雨から白露を奪い取り、時雨が白露を抱き上げた。

白露「ちょっ、何?やめてよ!下ろして!」
以下略



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