過去ログ - 芳乃「黄昏の帰り道を、そなたと二人で」
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◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:18:42.93 ID:X90mnw8p0
「しかし、そなたは大丈夫なのでしてー?」
つい、わたくしのよろこびを優先してしまいましたがー、かの者は事務所に戻る途中と言っておりまして。
なれば、まだかの者には仕事が残っているのではー?
以下略
7
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:21:04.43 ID:X90mnw8p0
「芳乃は今日どうだった?」
歩を進めると、かの者が私に尋ねてきましてー。
「本日もまた、みなのお悩みを聞いておりましてー」
以下略
8
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:22:10.65 ID:X90mnw8p0
「文化祭で芳乃は何をするんだ?」
「わたくしのクラスはカフェを営むことになりましてー」
「カフェか……」
以下略
9
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:23:05.15 ID:X90mnw8p0
「ねーねー、そなたー。文化祭に来てくれましてー?」
くいくいとかの者の服を引っ張り尋ねますー。
「……一週間後だよな?」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/10/04(火) 20:25:37.97 ID:x6C/a+q4o
i.imgur.com
参考画像
11
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:26:13.04 ID:X90mnw8p0
結局、幾人かの方を誘うそうなー。
誰が来てくれるかはわかりませぬがー、お友達が訪れるというのは嬉しいのでしてー、ふふー。
……先ほどは少々落胆してしまいましたがー、嬉しいのは真でしてー。
以下略
12
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:27:22.98 ID:X90mnw8p0
「ゆえに、黄昏時は自らが一人になったように感じて寂しいのだと私は考えましてー」
そなたが首を傾げましたゆえー、わたくしは言葉を紡ぎますー。
「誰ぞ彼はと聞かなければならぬほど人の顔が見えなければそれはもはや見知らぬ人でしかありませぬゆえー」
以下略
13
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:28:31.11 ID:X90mnw8p0
「確かに夢現な景色ではありー、この場を一人出歩いていたらわたくしも未だ哀に包まれていたでしょー」
「しかし、わたくしのそばにはそなたがいますゆえー」
1歩2歩、かの者の先へ進み前へ踊り出て、振り返りましてー。
以下略
14
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:31:29.05 ID:X90mnw8p0
「わたくしは今、そなたが傍にいるから物悲しさは感じませぬがー、そなたはどうでしょー」
「……まあ、寂しくはないな」
「なれば、夢みたいに綺麗なこの情景を楽しみましょー」
以下略
15
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:32:02.61 ID:X90mnw8p0
また歩を進め、ふと空を見上げると小さく光る星が見えましてー。
「そなたーそなたー、あの星はなんでしてー?」
「あ、もう一番星が出てるのか。えっと……あの星は――あ」
以下略
16
:
◆6QdCQg5S.DlH
[saga]
2016/10/04(火) 20:35:18.75 ID:X90mnw8p0
黄昏の映し人よしのんに言葉にできないトキメキを感じたので。
思い出エピソードが本当にすばらしいからみんな見て
以下略
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