過去ログ - 魔法使い「マスター、ここは何処なの?」
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59: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:44:07.48 ID:o8w7/J5W0
商人「へえ、で、賢者はこの国に何しに来たんや?」


賢者「ここは貧富の差が大きいと聞きます。なので貧しい人たちに、知識を授けようとやってきたのです。そうして商人の前に通りかかったら現れる魔法使い」

以下略



60: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:44:35.96 ID:o8w7/J5W0
戦士は混乱していた。無敵になったと思っていたのに、なんだこれは、と。国に近づいたとたん下半身は吹き飛ばされ、次は上半身に恐ろしいスピードで火球が飛んでくる。


もう死ぬな、と覚悟した。結局、僧侶を助けることはできなかった。その上こんなことをしてしまったのだ。僧侶と死後の世界で暮らすのも不可能だろう。

以下略



61: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:46:02.53 ID:o8w7/J5W0
魔法使い「なっ、国が消えた!?」


商人「ああ、しかも図書館の本まですべて消えたらしい」

以下略



62: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:46:36.06 ID:o8w7/J5W0
帝王「魔法使い、聞かせてくれ。あの剣、勇者が手にした輝かしき剣は、どこで、どのように手に入れた?」


魔法使い「数年前、キャラバンでオークと対峙したところ、赤い服に大きな袋を持った太ったお爺さんにもらったのです」

以下略



63: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:47:19.63 ID:o8w7/J5W0
帝王「最後の質問だな。どうして知っているかだって?」


帝王「簡単なことだ。私のとこの巫女が神様からお告げをもらったんだ。その時にこのことを聞いた」

以下略



64: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:47:56.57 ID:o8w7/J5W0
魔法使い「フレアー!」


帝王「効かん効かん! この部屋で魔法を使うことはできないのだ!」

以下略



65: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:48:35.77 ID:o8w7/J5W0
賢者「やはり、勇者の遺体は回収されていましたか」


魔法使い「警察のところだよね」

以下略



66: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:49:06.47 ID:o8w7/J5W0
賢者「しかし魔法使い、勇者を復活させるあてはあるんですか?」


魔法使い「う……」

以下略



67: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:50:07.53 ID:o8w7/J5W0
門番「まて! 貴様魔王の手下か! 通さないぞ!」


魔法使い「ファイヤー! ごめんねっ」

以下略



68: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/26(月) 22:50:40.56 ID:o8w7/J5W0
瓶いっぱい不死鳥の血を手に入れた魔法使いたちは、帝国に戻ってきました。


商人「いいタイミングで戻ってきたな! 勇者の死体はこれや」

以下略



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