過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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47
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 11:50:44.33 ID:8lPBK+pa0
カジノの最上階へとやってくると少女はまっすぐにある場所へと向かった。
*「100ドルスロット…。」
以下略
48
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 11:52:32.99 ID:8lPBK+pa0
始めてから五分、無機質なスロットマシーンとの格闘は一進一退だった。
手元のコインが100枚を切ろうとすればすぐに元の額まで取り戻し、300枚にまで増えたかと思いきや続けざまにハズレていく。
しかし取引される額が大きいせいもあってか無駄に演出が長く、小さな当たりの度に手を止められて少女は早くも辟易とし始めていた。
見守る船乗りたちも始めこそ一喜一憂していたが、やがて反応も薄くなり口数も減っていた。
以下略
49
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 11:56:25.16 ID:8lPBK+pa0
少年は振り向いた少女の腰から背中に腕を回し、自分の頭を少女の体に近づけるとそのまま心臓をめがけて顔を埋没させた。
突然の少年の行動に何をされているのか分からず少女はしばし少年の黒髪を見つめていたが、
やがて彼が感触を確かめるように顔を左右に振り始めると稲妻よりも早く腕を突き出した。
甲高い悲鳴とともに少年が突き飛ばされて仰向けに寝転び、ゴンっという鈍い音と共に少年が頭を抱えて痙攣する。
以下略
50
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 11:58:26.84 ID:8lPBK+pa0
*「こ… こちらで… 全てになります…。」
受付では100ドルコイン詰め込まれた木箱を抱えた受付嬢が息を切らしながら言った。
*「し… 信じられん…。」
以下略
51
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 11:59:45.35 ID:8lPBK+pa0
*「ふぁ〜〜 えらい目に あったわ。」
*「そう? けっこう 楽しそうだったじゃない?」
散々揉みくちゃにされた後、やっとのことで喧騒から抜け出した少年と少女は、
以下略
52
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 12:00:55.30 ID:8lPBK+pa0
日も完全に沈んだころ、カジノを擁する港町は昼に見た市の活況とはまた違った喧騒に包まれていた。誰もが浮足立ち、妖しく光るランタンが建物の輪郭をくっきりと浮かばせる。
夜の街。
そんな言葉がぴったりと当てはまる。
以下略
53
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 12:03:22.92 ID:8lPBK+pa0
アルス「し しんどい…。」
もはや英雄どころかただの玩具になっていた少年は、やっとのことで人込みを抜け出し、今は風に当たるために灯台の階段を上っていた。
アルス「こ ここまでくれば 大丈夫だろう。」
以下略
54
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 12:05:30.66 ID:8lPBK+pa0
マリベル「ふふっ。いいわ 信じてあげる。」
アルス「…………………。」
以下略
55
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 12:06:13.74 ID:8lPBK+pa0
以下略
56
:
◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/24(土) 12:07:58.77 ID:8lPBK+pa0
以上第2話でした。
皆さんもどこかのタイミングで必ずコスタールのカジノには寄っていったことでしょう。
わたしも一日何分と時間を決めてちょこちょことコイン稼ぎをしたものです。
以下略
57
:
◆N7KRije7Xs
[saga]
2016/12/24(土) 12:09:01.99 ID:8lPBK+pa0
第2話の主な登場人物
アルス
漁師としての修行と同時にグランエスタードの大使として各地へ旅することに。
コスタール王に渡された超とくべつ会員証により災難(?)に見舞われる。
以下略
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