228: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 12:06:23.43 ID:i+uipVRN0
「霞さん、元気になったんですね」
三日月は、いつもの優しい微笑みで、朝潮に話しかける。
229: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 12:07:28.07 ID:i+uipVRN0
朝潮はぎょっとした。確かに以前、この話をしたことがあった。
しかし三日月は未だそれを覚えており、即答したのだ。
230: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 12:08:12.70 ID:i+uipVRN0
三日月はそう言うと、大福を注文した。
朝潮は慌てて、以前頼んだことのある、羊羹を注文した。
231: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 12:57:00.46 ID:i+uipVRN0
「どうぞ」
「おじゃまします・・・」
232: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 12:57:34.04 ID:i+uipVRN0
「どうぞ」
「あ、ありがとうございます。なら、私も・・・」
233: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 12:58:03.18 ID:i+uipVRN0
・・・・・無言の時間が続く。空気が重い。
朝潮は、自分の言動が三日月を傷つけたのではと、不安を募らせた。
234: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 13:00:16.94 ID:i+uipVRN0
「三日月さん、具合、悪くないですか?」
三日月は、朝潮の急な発言に肩をこわばらせ、目を丸くする。
235: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 13:01:26.43 ID:i+uipVRN0
「あ、ご、ごめんなさい」
「い、いえ・・・」
236: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 13:01:54.48 ID:i+uipVRN0
「うわっ、み、三日月さん」
三日月は無言で、強く、朝潮を抱きしめる。
237: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 13:03:24.99 ID:i+uipVRN0
「朝潮さん、好きです」
突然の、三日月からの告白。朝潮は自然に、「私もですよ」と返した。
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