151: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:59:09.88 ID:UYIak1r5o
――――――
さやか「ふー、食べた食べた。ごちそうさまー」
杏子「お前な、アタシが目つけてた肉持ってくんじゃねぇよ。嫌がらせか?」
152: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:59:54.54 ID:UYIak1r5o
あれからしばらくして、思う存分バーベキューを楽しんだ私たちはごちそうさま、と手を合わせる
薄暗かった空も気が付けば夜の帳が下り、辺りは真っ暗な闇に包まれていた
まだいつも通りとはいかないものの、落ち着きを取り戻した私は話しかけてきたまどかに返事をする
153: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 01:00:36.06 ID:UYIak1r5o
さやか「それよりさー、何かしようよー」
マミ「夕飯食べたばかりなんだし、少し休みましょう?」
さやか「えー、でもー」
154: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 01:01:16.07 ID:UYIak1r5o
まどか「……仲良いよね。あの2人って」
ほむら「そうね……。口喧嘩してるはずなのに笑ってるもの」
まどか「うん。あんな風に言い合えるのも仲が良い証拠だと思うし、少しだけ羨ましいかな」
155: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 01:01:46.22 ID:UYIak1r5o
ほむら「……ねぇ、まどか」
まどか「うん?なぁに?」
ほむら「お風呂って、確かもう入れるのよね?」
156: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 01:02:13.40 ID:UYIak1r5o
まどか「うぅん……」
まどか(結局、言えなかったけど…こんなこと、言えないよね……)
まどか(みんな…主にさやかちゃんが変に思うだろうし、ほむらちゃんにも迷惑だし……)
157: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 01:02:48.00 ID:UYIak1r5o
――――――
ほむら「……」
ほむら「はぁー……」
158: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 01:03:31.99 ID:UYIak1r5o
ほむら「……私」
ほむら「私、やっぱりまどかのこと……」
そこまで口にして、最後の言葉を発することなく飲み込む
159: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 01:04:49.16 ID:UYIak1r5o
ほむら「えっ……?」
私がドアに振り向くと同時に、ドアを開けた人物がすっと浴室内に足を踏み入れる
硬直する私の目の前に現れたのは、一糸纏わぬ姿をタオルで覆い隠したまどかだった
160: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 01:05:21.01 ID:UYIak1r5o
まどか「……これでいいかな。ほむらちゃん、もうちょっと詰めてもらえない?」
ほむら「へっ!?」
まどか「ほら、このままだとわたしの入る場所がないから……」
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