過去ログ - 無尽合体キサラギ
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577:名無しNIPPER[saga]
2017/03/05(日) 22:47:22.57 ID:CuzMnpulO
しかし、ということは自分は目標を達成できたわけだ。
取り敢えずマコトの手からアミとマミは逃れることができ、生存したのだ。
その事実にあからさまに安堵してしまう自分が居る。
だがもう否定しない。
自分はあの二人を助け、そして、助けられたことに喜んでいる。
以下略



578:名無しNIPPER[saga]
2017/03/05(日) 22:48:56.35 ID:CuzMnpulO
と、視線の端に何かが見えた。
無機質な机の上に置いてあったそれはあまりにもこの場に不似合い。
カラフルな装飾に彩られた小さめの紙袋が、ぽつんと置いてある。
その横には小さな、メッセージカードが二つ。

以下略



579:名無しNIPPER[saga]
2017/03/05(日) 22:50:49.02 ID:CuzMnpulO
今日はこのくらいにしておきます。
変なミスしてすみませんでした。
続きはできれば金曜までには多分投下します。


580:名無しNIPPER
2017/03/06(月) 13:08:08.57 ID:hoDm7QxrO

熱い展開だ


581:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 21:09:03.14 ID:VlmQnypho



マミ「――いっけぇぇぇぇ! ハイパーユキドリル・ストリーーーーーーーム!」

以下略



582:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 21:10:14.69 ID:VlmQnypho
ハルシュタイン『これこそが希石の力……! これがどれほどのことか理解しているか、地球人よ!
      三希石が揃えばこの私に匹敵することができるのだ。
      だからこそ、全力を以て求める価値もあるというもの……!』

しかし昂揚するハルシュタインに対し、アミとマミの表情は強ばっていた。
以下略



583:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 21:11:48.63 ID:VlmQnypho
口に出していない自分たちの心情にハルシュタインが反応するのは、これが初めてではない。
そして、今やハルカイザーを凌ぐスピードを持つはずの
キサラギの攻撃がまるで当たらないという事実。
このことから考えられる可能性、それは……

以下略



584:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 21:12:57.93 ID:VlmQnypho
ハルシュタイン『だがこれで理解しただろう……今お前たちが手にしている力の素晴らしさを!
      この私と互角に戦えていることが、どれほどのことなのか!』

ハルシュタインの言う通り、アミとマミは改めて、
三希石によって目覚めたキサラギの力を実感していた。
以下略



585:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 21:13:49.99 ID:VlmQnypho
アミ「お前が心を読めるって言うんなら、読めないようなことをしてやる!
   読まれたって反応できない攻撃をしてやる!」

アミ「今は互角だって言うんなら、私たちはその上を行く!
   どれだけ時間をかけても、絶対にお前を倒す!」
以下略



586:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 21:14:40.34 ID:VlmQnypho
アミ「……黒い、月……?」

自分たちとハルカイザーとの間に浮かぶ、
全てを飲み込む黒さと完全なる球形を持ったそれは、
かつての“黒き月”や“月の涙”を彷彿とさせた。
以下略



587:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 21:16:08.13 ID:VlmQnypho
だがそんな二人に届いたのは、やはり意外な言葉。

ハルシュタイン『心配せずとも私はもう何もしない……。
      お前たちは、あの黒き球にのみ気を付ければ良いのだ』

以下略



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