過去ログ - 武内P「女性は誰もがこわ……強いですから」
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166: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:39:41.36 ID:cn/ymcwe0
天井が見えました。
なぜ天井が見えるのか。
そして後頭部に感じる柔らかい感触と温かな熱。
どうやらいつの間にか横になっていたようです。

以下略



167: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:40:18.74 ID:cn/ymcwe0
緒方さんの提案を嫌がっているというわけではないようです。
嫌ではないが、恥ずかしい。
しかしそこまで恥ずかしがることなのでしょうか。
お弁当とお菓子という違いこそあれど、普段から三村さんは周りの人に手料理を振る舞うことに慣れているはず。

以下略



168: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:40:54.75 ID:cn/ymcwe0
\:貴女が昔懐いていた木偶の坊だけど、お別れを言った方がいいわよ



結局私はどのぐらいの時間眠っていたのでしょうか。
以下略



169: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:41:53.47 ID:cn/ymcwe0
日野さんと目が合います。
彼女は最初から私を見ていました。
以前として減速する気配がまるでありません。
むしろ目が合ったことで加速したようにすら思えます。

以下略



170: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:42:43.51 ID:cn/ymcwe0
「生きていますよね!?」

「……はい、見ての通り」

「内臓はいくつ取られてしまったんですか!?」
以下略



171: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:43:18.92 ID:cn/ymcwe0
満面の笑みで幸せの絶頂にあるといわんばかりの佐久間さんと、死んだ魚のような目をした同期のお二人でした。
同期は佐久間さんに腕を組まれているのに無抵抗で、彼女に引っ張られるがまま進んでいます。
その手に大量のハガキを持っていることも気になりましたが、そんな疑問は吹き飛ぶほど異様な寒気を覚えました。


以下略



172: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:44:09.94 ID:cn/ymcwe0
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173: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:44:47.02 ID:cn/ymcwe0
拳を握りながらとんでもないことを、とんでもないという自覚が無いまま力説し終えたと思うと、今度はキョトンとした顔を私に向けます。
私はというと、頭を抱え込みたい衝動をこらえながら何とか考えます。

先ほどの日野さんの発言は、分類すれば一応プロポーズに当たります。
しかし日野さんからは決意こそ感じられど、恥ずかしさや恐怖、そしてそれらを克服した勇気が見当たりませんでした。
以下略



174: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:45:28.13 ID:cn/ymcwe0
彼女は正しい知識を持たないといけない。
止めるにはその方法しかありませんし、もしこのままうっかりメディアで「今度結婚するんです!!!」などという発言をされたら大問題です。
そうでなくとも十七歳ということを考えれば知らなければなりません。

本当なら女性が教えるべきなのでしょうが、事は急を要します。
以下略



175: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/03(金) 20:46:58.55 ID:cn/ymcwe0
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