過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人だけの贈り物」
1- 20
24:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:18:10.41 ID:h/NngETl0
あれから数時間が経過し、昇り始めだった日も沈み掛ける時間になった頃。


「はぁ……」

以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:18:42.62 ID:h/NngETl0
こんな状態になってしまった原因でもある、担当アイドルの名前をPは口にする。


けれども、そうした所で彼女がプレゼントを持ってやっては来ない。

以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:20:10.13 ID:h/NngETl0
そして学生であり、部活動に所属していない智絵里も、それに該当するはずである。


しかし、智絵里からの連絡は電話もメールも一切入ってこない。

以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:20:51.95 ID:h/NngETl0
この許容し難い悲しみを、どう埋めようかと考えていた、その時だった。


「……ん?」

以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:21:42.98 ID:h/NngETl0
それを理解した瞬間、Pは間髪入れずに通話ボタンを押して電話に出て、携帯を自分の右耳にへと当てた。


「もしもし! 智絵里かっ!?」

以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:22:43.31 ID:h/NngETl0
『なら、良かったです。その……聞きたい事が、あるんです』


「聞きたい事? 何でも言ってくれ。何だって答えるやるからな」

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:23:14.61 ID:h/NngETl0
今のPならどんな予定があろうとも、智絵里の事を優先させるという気概でいるからである。


それ程に、Pの脳内は智絵里の事で一杯だった。

以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:23:43.01 ID:h/NngETl0
『な、なら、良かったです』


Pのこれからの予定が空いている事が分かり、智絵里は受話器越しに、嬉しそうな声をあげる。

以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:24:10.72 ID:h/NngETl0
『はい。今から……私の家に、来てくれませんか?』


「智絵里の家にだって?」

以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:24:49.87 ID:h/NngETl0
しかし、僅かに残った理性を以てして、ある疑問を智絵里に投げ掛ける。


「でも、家だと……親御さんがいるんじゃないか? あんまり私用で訪ねる所を、見られたくないんだが……」

以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:25:48.16 ID:h/NngETl0
「あぁ、もちろんだ」


そう言ってからPは通話を切り、携帯を再びズボンのポケットの中に仕舞いこんだ。

以下略



111Res/56.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice