過去ログ - ウルトラマンオーブ −Episode EX−
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:03:42.53 ID:Rq6PUXgG0

ミラール「ガイ、お待たせーっ!」

 ブレーメが言いかけたとき、ミラールが元気よくリビングに入ってきた。

以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:04:12.93 ID:Rq6PUXgG0

ブレーメ「ふふ。ミラールは綺麗になっただろう」

ガイ「え? あぁ……そうですね」

以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:04:41.18 ID:Rq6PUXgG0

 それを聞いたミラールはしばらく無言で歩いた。ガイも声を出さなかった。
 二人の影が石畳の上に長く伸びる。八年前も遊んだ帰りにこうして二人で歩いたな、とガイは思い出した。
 あの頃に比べて、ミラールの影はずいぶんと長くなった。

以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:05:12.44 ID:Rq6PUXgG0

 砂埃が立ち、空から降ってきた「それ」の正体は未だわからない。だがガイは目元を険しくして、再びミラールを抱いて道に降りた。
 音を聞きつけて建物の窓から首を出す住人たち。ガイは周囲をぐるりと見回しながら声を張り上げた。

ガイ「みんな、逃げろ! 今すぐに!」
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:05:41.05 ID:Rq6PUXgG0

ガイ『メビウスさん!』

『ウルトラマンメビウス!』

以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:06:09.01 ID:Rq6PUXgG0

アントラー「キィィィィイ……!!」

 アントラーが力任せに顎を左右に開く。地面を蹴り、前進しながら再び顎を閉じようとする。
 しかしそれは空を切った。オーブは顎から手を離し、身を屈めていた。
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:06:36.73 ID:Rq6PUXgG0

アントラー「キィィィ……」

 その時だった。アントラーの背の固い前羽が開かれ、中に収められていた薄い後羽が展開された。

以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:07:05.43 ID:Rq6PUXgG0

オーブ「シュアッ!」

アントラー「! キィィィッ……!!」

以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:07:34.44 ID:Rq6PUXgG0

「ギャアアオオオッ!!」

オーブ「――シュアッ……!?」

以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:08:47.45 ID:Rq6PUXgG0

鳥型怪獣「ギギャアアアアアアアアッッ!!!」

アントラー「キィィィィィッ!!!」

以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:09:16.12 ID:Rq6PUXgG0

 家に入るとすぐさま二階の自分の部屋に上る。
 轟音。すぐそばのようで部屋の中がびりびりと震動した。空気が張り詰める。明らかに怪獣たちの声が近くなっている。
 早く戻らねば。ミラールは自分の机の上から作りかけの懐中時計を取り上げた。

以下略



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