22: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:40:35.18 ID:TSoDzUbO0
充ても無く街を歩いた。雑踏は私の気持なんか全くお構いなく通り過ぎていくし、誰も私の事なんか気にかけない。
ふと、通りの端にある道路の縁石に腰掛け、ただ通り過ぎる車を眺めていた。
23: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:41:06.07 ID:TSoDzUbO0
今では正直、顔も覚えていない。
ヨレヨレのスーツに身を包んだ頭髪の薄い脂ぎった印象だけは残っている、中年のサラリーマンだった。
24: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:41:35.00 ID:TSoDzUbO0
ヤケになってもいたのだろう。 私は中年の交渉に頷き、そのまま彼に導かれる様に歓楽街のホテルに一緒に入っていった。
その後はただ身を任せるだけだった。
25: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:42:03.22 ID:TSoDzUbO0
こうして私は最悪の処女喪失を経験した訳だが、あまり後悔はしなかった。
26: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:42:31.95 ID:TSoDzUbO0
翌日から私は派手に遊ぶようになった。学校にも行かないのだし、する事がない、
懐にはそこそこ小金が有るとなればそうなるのも必然だろう。
似た様な境遇のウリをやってる娘たちとつるみ、日々を遊んで暮らした。
27: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:42:58.13 ID:TSoDzUbO0
その時の父の、鬼の形相に流れる涙の意味に気付かないくらいには当時の私は子供だった。
殴り飛ばされた先にあった剪定用のハサミが目に入った私は、無意識にそれを掴み、
なおも私の頬を張ろうとして胸倉を掴み、手を振り上げる父の腕にそれを思い切り突き刺した。
28: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:43:27.19 ID:TSoDzUbO0
次の日から私は、関東から遠く離れた地方都市に居た。
東京ではもう警察にマークされているだろうし、なにより父を刺した事により傷害罪も付くのではないかと考えたのだ。
29: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:44:10.06 ID:TSoDzUbO0
以上、書き溜め分投下終了です。
30:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]
2016/05/29(日) 12:38:41.16 ID:yxyWRFX50
期待
31:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]
2016/05/29(日) 22:19:10.73 ID:+Cilmf5dO
おつ
32: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/30(月) 07:52:11.92 ID:Fx6XrWoP0
ソープ嬢と言うのはメンヘラが多いと良く言う。
まあ、お金の為に見ず知らずの人間に身体を売るのだし、
そんな仕事を選ぶからには、もう既にまともな精神では無いと言えるのかもしれない。
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