223:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 22:59:20.88 ID:0/G1P+FM0
男 「そうですか…… そうだ、昔と言えばあの時アイツに教えた北の国にある里って」
侍 従「大丈夫ですよ。あれは嘘でしたから」
男 「嘘?」
224:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:00:01.97 ID:0/G1P+FM0
男 「ああ、うん。別にいいって」
侍 従「それと私の目の心配をしてくれるのは嬉しいですけど、片目が不自由なのは貴方もでしょう?右目は大丈夫なの?」
男 「いえ、今もほとんど見えていません。ですが、あの子が積極的に右についてくれたので」
225:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:00:47.78 ID:0/G1P+FM0
侍 従「さぁ、こちらへ」
男 「いや、何を話したんですか!?教えてくださいよ!」
使 者「陛下のお近くで騒ぐな!」
226:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:01:25.35 ID:0/G1P+FM0
使 者「――――オルウィスリャム」
女 王「シャルディグティ」
使 者「セッ」
227:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:02:44.31 ID:0/G1P+FM0
使 者「形はリンゴだが…… 赤い?」
弓使い「彼らの国のリンゴです」
使 者「リンゴ?」
228:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:04:45.57 ID:0/G1P+FM0
女 王「なんと、これ以上の?」
男 「はい、いずれの機会にご賞味いただければ……」
女 王「それは楽しみですね……」
229:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:07:14.28 ID:0/G1P+FM0
女 王「ええ、かつて森はこの大地のほぼ全てを覆い尽くし、私たちもまた世界に遍く住み暮らしていました」
女 王「しかし、私たちの存在が気に入らなかったのか貴方方の祖先は私たちの祖先を攻めてきました」
女 王「そして住処を奪われて更に森の奥深くに隠れ住んだエルフたちの末裔が今の私たちなのです」
230:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:08:50.03 ID:0/G1P+FM0
男 「……私も同じく奴隷の出であり、長く彼の傍におりました。故に私は彼の人となりを知っています。ですから、そのようなことは在り得ません」
女 王「では改めて、何故私たちとの同盟を結ぼうと考えたのかお聞かせ願えますか?」
女 王「私たちの知識や知恵を得たいのならば、同盟などより私たちを蹂躙して根こそぎ奪い取る方を選ぶ」
231:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:09:33.85 ID:0/G1P+FM0
男 「――――高慢と思われるでしょうが、私は人もエルフも守りたいのです」
女 王「……貴方は今リョウシなるものを生業にしていると聞いています」
男 「はい」
232:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:10:27.41 ID:0/G1P+FM0
男 「はい……」
女 王「……個人的な興味ですが、どうして今仰られたことがリョウシになることへつながったのです?」
男 「今私が述べたことはかつて現国王やその側近に説かれたことです」
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