マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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249:名無しNIPPER[sage]
2016/12/17(土) 13:22:43.07 ID:Kt0FTXDco
生きてるならそんなにかけ離れた存在ではないというのがQBの主張なのだろうか
250:名無しNIPPER[sage]
2016/12/31(土) 15:24:10.16 ID:eFXi0ApIo
>>248
きたよ
>>249
話が終わってからでもいいですか
ひっぱるほどのことではないのですが
251: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/31(土) 15:27:45.05 ID:eFXi0ApIo
その日、特別な外出用のワンピースを着た。さやかはじいっと鏡を見て襟元のブローチをちょっと触った。
「もう出かけないと」と父の声がして母が「はーい」と返事する。
こうして家族で出かけるのは久しぶりだった。電車では座れなかったけれどドアの窓から外を眺めることができた。生まれてからずっと住んでいる街。見飽きない。
252: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/31(土) 15:36:01.56 ID:eFXi0ApIo
「あのね。みんなおんなじように聞こえちゃうんだよね」
「ん? どういうこと? あ、音楽きらい?」
253: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/31(土) 15:38:02.63 ID:eFXi0ApIo
(すごい)
……けど。
254: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/31(土) 15:40:10.40 ID:eFXi0ApIo
「あれが恭介だよ」
いつの間にか二人は一緒に天才と称される幼い少年のバイオリンを聴いている。少年の演奏は間違いなくこの発表会における目玉のひとつだった。ホール中の観客が注目している。
255: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/31(土) 15:42:24.02 ID:eFXi0ApIo
「お嫁さんになって近くで応援するんだって、小さい頃から思ってた」
「うん」
256: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/31(土) 15:43:46.51 ID:eFXi0ApIo
おねがいだからこうしていて。
たぶんこれからかなりひどくなるから。
257: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/31(土) 15:50:25.55 ID:eFXi0ApIo
朗読台で父が聖書を開いている。
「マタイによる福音書、第十四章十六節から──イエスは舟から上がって………」
258: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/31(土) 15:54:11.60 ID:eFXi0ApIo
そして目の前すべてが炎になる。
「さやか」
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