613: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:40:17.06 ID:atTaj141o
受け取ったのは、瓶とも革袋とも違う、片手の中に納まる奇妙な材質の容器だった。
形状は瓶のようであっても、握れば凹む、つるつる、ぺこぺこ、とした手触りは初めてのものだ。
煙のかかったような半透明の内部には、微かな桃色の液体が半ばまで満たされているのが見えた。
614: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:40:52.75 ID:atTaj141o
*****
動きづらい数日間を過ごした今だからこそ、ありがたみの分かる事もある。
それを教えてくれた地下牢の恩人へ礼の品を届けに行けば、その恩人――――ローパーは、触手の一本を蛇状に変化させてまず一本、銜えた。
615: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:41:59.58 ID:atTaj141o
ポチ『それはそうと……お前さん、もったいない事をしたなぁ』
勇者「はぁ?」
616: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:43:09.83 ID:atTaj141o
階段を下りてくる、重い足音。
思わずそちらに目をやると、照らされた人影は、足音に見合わず小さい。
やがて、白金髪の貫頭衣の少女――――人間に変身した姿のナイトメアが、バスケットを片手に提げて現れた。
617: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:44:14.50 ID:atTaj141o
ナイトメア「ところで、何話してたの?」
まるで祝祭の揚げ菓子を銜えて食べる子供のように、人参の茎を口からはみ出させながらナイトメアが訊ねた。
618: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:44:41.63 ID:atTaj141o
*****
執務室での残務を終えると、時計は就寝時刻近くを差した。
書類とペンを片付け、寝室へ向かうと……扉を開けた直後、外から声がかかる。
立っていたのは、就寝用の薄衣に身を包んだ――――
619: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:45:07.76 ID:atTaj141o
*****
堕女神「ん、はむっ……ふ、ぅぅ……ちゅっ……!」
時にして、十分近く。
620: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:45:42.31 ID:atTaj141o
靴を脱ぎ、ベッドの中央へ上る準備をしてから、堕女神を抱き寄せるように、左手は背を、右手は下肢、太ももへ伸ばす。
かすかに震えた堕女神は、身を任せるように力を抜き、耳を胸板へ預けた。
そのまま、更に数分。
ようやく――――意を決したのか、堕女神が口を開く。
621: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:46:19.66 ID:atTaj141o
それではまた明日だ、これが終わったらHTML化を出す予定
では
622:名無しNIPPER[sage]
2017/03/04(土) 05:54:32.00 ID:xyxsVc3Ko
乙
終わっちゃうのか………寂しいなぁ
623:名無しNIPPER[sage]
2017/03/04(土) 09:52:02.99 ID:F87hFSNvO
乙乙
ナイトメアちゃんのジト目足コキとかもふもふ膝枕手コキのシーンが無い……だと…
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