【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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79:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:30:35.54 ID:+j5AeXst0
しかし一拍後、その目が見開かれ、やがて彼は口をあんぐりと開けて、よろめいた。

「いっくん!」

岬が慌ててその体を支える。
以下略 AAS



80:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:31:30.43 ID:+j5AeXst0
「……あなた……誰?」

唖然としたように問いかけられ、汀(なぎさ)が硬直して大河内にしがみつく。
岬は目を怒りに燃え上がらせながら、手にしたショットガンを周囲に向けた。
そして発狂したかのように喚き出す。
以下略 AAS



81:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:32:13.43 ID:+j5AeXst0
悲鳴のような声を上げて逃げ出そうとしたマティアスの足に、彼はためらいもなく日本刀を叩き込んだ。
陰惨な悲鳴が周囲に響き渡り、太ももから両断されたマティアスの右足が、屠殺場の肉の塊のように転がる。
噴水のように血を噴出させ、わけの分からない言葉を喚きながら地面を転がるマティアスの頭を踏みつけ、一貴は半ば瞳孔が開いた目で彼の顔を覗き込んだ。

「一つだけ質問をしよう」
以下略 AAS



82:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:33:03.33 ID:+j5AeXst0
「お前、僕のなぎさちゃんに何をした」

マティアスは痛みに体を痙攣させながら、口の端を歪めてニィ、と笑った。

「わからないか……?」
以下略 AAS



83:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:33:44.19 ID:+j5AeXst0
「何……だって……」

大河内がマティアスの怒声を聞いて、汀(なぎさ)を抱きながら引きつった声を発する。
彼は何か言葉を続けようとしたが失敗した。

以下略 AAS



84:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:34:16.90 ID:+j5AeXst0
「しっかりして、いっくん。とりあえずあのなぎさちゃんの精神中核を持って、早くダイブアウトしよう」
「ダメだ、岬ちゃん。僕達はどうやら、こいつの言うとおりにハメられているみたいだ」

一貴が頬に浮いた汗を拭い、舌打ちをする。
その目にはわずかに焦りの色が浮かんでいた。
以下略 AAS



85:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:34:55.35 ID:+j5AeXst0
そこに木造りの扉が開き、彼はそれを開けた。

「ま……待ってくれ!」

大河内がそこで立ち上がり、大声を上げた。
以下略 AAS



86:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:36:07.99 ID:+j5AeXst0
一貴はしばらく大河内を睨んでいたが、岬に手を引かれ、息を吸ってから言った。

「時間がない。早く現実世界に戻って、管制局に連絡するんだ。このままでは、俺達もお前らも皆殺しにされる」
「……どういうことだ?」

以下略 AAS



87:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:36:48.16 ID:+j5AeXst0
「私達は……」

大河内は震える手で顔を覆った。

「囮にされたのか……!」
以下略 AAS



88:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:37:30.04 ID:+j5AeXst0


「やられた……!」

簡易ベッドから飛び起きて、一貴はヘッドセットを床に叩きつけた。
以下略 AAS



89:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:38:05.93 ID:+j5AeXst0
「ダメだ! 時は一刻を争うんだ!」

喚いた一貴の頬をパァン、と結城は張った。
一瞬呆然とした一貴の髪を掴んで、彼女は無理矢理に自分の方を向かせた。

以下略 AAS



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