かなふみ全然わからんがかなふみこんな感じだったらいいなと妄想したアイドル百合SS
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2: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:42:04.85 ID:JoaRaUi7o

タイトル:『柔らかい土ふまず』



以下略 AAS



3: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:44:34.85 ID:JoaRaUi7o

 雨音の記憶。
 音の記憶。
 音は、現実を私に近づける。
 彼女が、地に足をつける現実に。
以下略 AAS



4: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:45:58.18 ID:JoaRaUi7o

「タイミングが悪いわね」
「え……?」

 特定の音に集中していたものだから、反応が遅れ、思わず間の抜けた聞き返しをしてしまった。
以下略 AAS



5: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:47:50.04 ID:JoaRaUi7o

「私、こういうときの雨は、嫌いだわ」
「どうして……ですか?」
「だって、時間の無駄じゃない。この、手持無沙汰で待ってる時間」

以下略 AAS



6: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:49:06.59 ID:JoaRaUi7o

「本です」
「本?」
「小説です」
「小説」
以下略 AAS



7: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:50:36.88 ID:JoaRaUi7o

「歌とか、ダンスとかは……特に、好きじゃないです。
私は、文字が好き。本が好き。小説が好き。歌とかダンスとかは……よくわからない」

 彼女は、びっくりした顔をする。
以下略 AAS



8: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:52:27.89 ID:JoaRaUi7o



 私がアイドルになったのは、一人の男性プロデューサーがきっかけだった。
私はスカウトされた。そしてそれを受けた。
以下略 AAS



9: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:54:14.80 ID:JoaRaUi7o

 とはいえ、彼と実際に話してみると――意外と楽しかった。
 本の趣味が合う。好きな本について、どこが面白いのか、意見が合う。
 普段、他人と本について話をする機会なんてほぼなかった私にとっては、貴重な体験だった。
 もっと、この人とお話をしてみたいかも、とわずかではあるが私が感じ始めたところで、彼は本題である「アイドルにならないか」という問いを切り出してきた。
以下略 AAS



10: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:54:55.75 ID:JoaRaUi7o

 世界。
 その言葉に、強く惹かれた。
 私を誘うのに、彼がその言葉を使ったという事実に。
その偶然の巡り合わせに。
以下略 AAS



11: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:56:39.05 ID:JoaRaUi7o



「なんだか、らしいよね。アイドルになるまでの経緯がさ」

以下略 AAS



12: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:58:14.78 ID:JoaRaUi7o

「でも、なんかやだな」

 不意に彼女が呟く。

以下略 AAS



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