わたしとヒトとアライさん
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22:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:02:37.02 ID:BBRlU/0B0
そこで会話が途切れた。

飼い主は深刻な事を考えているかのように眉間に皺を寄せながら男の傷の手当をしていく。

それを見た男は、この命の恩人が今自分と同じ事を考えているのだろうと感じ、あえて何も言わずに大人しく手当てを受けた。
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:05:03.91 ID:BBRlU/0B0



ブロロロロロロロ

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:06:15.86 ID:BBRlU/0B0
飼い主「あ…」

男「どうした?」

飼い主「あれ…」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:07:50.53 ID:BBRlU/0B0

この者は影川の手先。アライさんを殺し影川から金を貰った罪で天誅を下した。

この世を暗黒に引き戻そうと画策する影川に死を。

以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:09:53.68 ID:BBRlU/0B0
二人はその様子を、車の中から双眼鏡で覗いていた。それほど離れていても、叫び声は彼らの耳まで届いてくる。

男「誰が影川の手先だ」

男「あんなクソ野朗から金貰う位なら死んだ方がマシだ」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:10:43.64 ID:BBRlU/0B0



男を別れた飼い主は、愛犬パスカルと共に舗装された道を歩く。

以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:11:47.66 ID:BBRlU/0B0
パスカルがうなり声を上げた。まるで近くにアライさんを見つけた時のように。

飼い主は目の前の、焼け跡が目立つ建物から目を逸らし、道の外れにあるカゴを見た。

そのカゴの中には辺り一面に散らばる食べカスと、灰色と青がかった紫で構成された汚物の影。
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:14:48.98 ID:BBRlU/0B0
それを見た飼い主の顔が笑顔になった。まるで道の横をふと見たときに、ちょこんと生えた四葉のクローバーを見つけた時のように。

笑顔を保ったまま、歩く速度をやや上げて、飼い主は建物の中に入っていく。

アライさんC「おまえ!どこに行くのだ!?アライさんをほおっておく気なのか!?」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:16:41.63 ID:BBRlU/0B0



アライさんC「はっ!!」パチッ

以下略 AAS



31:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:18:47.35 ID:BBRlU/0B0
飼い主「あ、起きた」ヒョコ

アライさんC「おまえー!アライさんのからだに何をしたのだ!?」

飼い主「切ったんだよ。腕と足を。アライさんの両手両脚はもう一生動かないよ」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:20:04.59 ID:BBRlU/0B0
力を込め振りぬいた金属バットはアライさんの顔に直撃する。

アライさんC「ぎび!!」ガォオン

アライさんC「痛いのだぁ!」
以下略 AAS



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