212: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:02:57.20 ID:ekykUs+v0
???雲と煙が混じる空の下、最初の陣地に残る車輌が帰ってきていた。カップと温かい飲み物が用意され、各人に配られる。私も一杯頂き、それを両手で包みながら配られる場所から少し離れた場所で、試合会場の地図と向かい合う。
誰も会話しない。話してもこの状況に見合う話題が無いのだろう。私もそうだ
213: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:03:41.95 ID:ekykUs+v0
「冷泉殿……あの、バレー部チームがやられたのにみんな意外と淡々としてるといいますか……こういうものなのでありますか?」
カップを手に持ち、指を暖めている
214: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:04:12.33 ID:ekykUs+v0
「降伏、出来ないの?」
飲み終わって一息ついた後に、あんこうチームとカメさんチームが集まっていた所で沙織さんの口が開く
215: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:10:10.92 ID:ekykUs+v0
降伏
コウフク
216: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:10:39.28 ID:ekykUs+v0
足から力が抜ける。両膝が勝手にストンと落ちる。さらに運動もまともにしていないのに、息が荒くなってくる
音が、臭いが、感触が、光景が、脳味噌の中で渦巻いている
217: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:11:28.11 ID:ekykUs+v0
私は近場の丸太に頭を寄りかからせていた。気道はしっかり確保されている。
白んだ空をキャンバスにして、記憶の中の視界が開けてくる。瞼を閉じて、時が流れるのを待つ。袋のお世話になる前に、肋骨が意識的に呼吸を抑えられるようになってきた
218: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:12:08.66 ID:ekykUs+v0
「人をなめて……はいけません。これまで……多くの人を……殺してきたのは、紛れもなく……人なのですから」
納得はしないだろう。彼女は本気だ。サンダースへの降伏というものに、生存への微かな望みを見出し、しがみ付いている
219: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:12:49.93 ID:ekykUs+v0
〜
「Fuck you, Sanders! 」
佐々戦争前、平戸学園で流行した言葉。両手を胸の前に出し、中指を立てながら叫ぶのが正式とされる
220: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/15(木) 21:28:49.45 ID:JCL7tHIi0
2200からやります
221: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/15(木) 22:05:21.07 ID:JCL7tHIi0
指揮官が勝利を目標にするのは当然である。また、強い意志で部下を指導するのも必要である。だが、ひたすら肉体を敵の銃弾の前に投げ出すことだけが勇気ではない。近代戦の指揮官にとって、まず心がけるべきは味方の損害の防止であり、個人的信条を部下に押し付けないことである。
ジョージ=パットン
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