347: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/09(月) 21:46:27.03 ID:/t/1GWRS0
私たちの陣地の入り口、試合会場への連絡口のところに、審判に連れられた5人のアンツィオの者らがいた。1人は腕を怪我をしているらしく、青い顔をしてその部分を抑え、隣の者が軽い口調なれどもそれを気に掛けている
またその5人のうち1人は、降伏勧告の使者として訪れた人だった
348: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/09(月) 21:48:04.50 ID:/t/1GWRS0
「立ちなさい」
できるだけ低い声で鋭く、そう伝える。聴きながら私自身こんな声が出るのか、との驚きを隠していた
349: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/09(月) 21:48:30.66 ID:/t/1GWRS0
「に、西住、全員解放は構わないが、ただで、というのは仮にもM3を失ったこちらの心情に沿わないんじゃないか?」
「ふーむ、そうですか。ではこの中でアンツィオで屋台をやってたりする方はいらっしゃいますか?」
350: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/09(月) 21:49:05.75 ID:/t/1GWRS0
その日の夕飯はイタリアン風味の格段に美味いものだった。これまで会長さんや沙織さんの作ったおかずや、優花里さんの飯盒で炊いたご飯が不味かったわけでは決してないが、金を取れるレベルになるとやはり違う
351: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/09(月) 21:50:31.88 ID:/t/1GWRS0
〜
広報部より報告
大洗女子学園の動向
352: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:43:48.02 ID:wCFNWaFWO
2050からやります
353: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:50:10.19 ID:wCFNWaFWO
〜
戦いにおいて最も重要なのは最後の戦いに勝つことである
トルストイ
354: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:50:57.85 ID:wCFNWaFWO
その部屋からは時たま紙をめくる音のみが聞こえるだけだった。その静寂の中にドアをノックする音を響かせる
「失礼致します、同志カチューシャ。ノンナです」
355: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:51:35.53 ID:wCFNWaFWO
「同志カチューシャ、先ほどお読みになっていた本は?」
机に置かれた本の表紙を覗く。そのタイトルは『ロシア語基本単語集』であった
356: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:52:50.24 ID:wCFNWaFWO
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