516: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:32:13.21 ID:YuTUMZY30
「そんな……」
「決勝でも西住隊長の指揮がないなんて……」
517: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:33:56.88 ID:YuTUMZY30
彼女の乗った偵察用のIII号が、豪雨でぬかるんだ道が崩れたために川に落ちた。そこで後続にいたフラッグ車の車長だったあいつが、助けるために車輌を放棄して川に飛び込んだのである
無論頭のなくなった戦車に何もできはしない。フラッグ車は撃破され、黒森峰は忘れることのできない敗北を喫したのである
あいつの行動のみならず、川に落ちた際の対応が遅れた彼女もまた批判の対象となった。そして今年は基本精鋭部隊からは外れていたし、昇進もなされなかった
518: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:35:49.12 ID:YuTUMZY30
♪オブ シュトゥーム オーダ シュナイツ
Ob's st?rmt oder schneit
(嵐の時も雪の時も)
♪オブ ディ ゾーンネ ウーンス ラハト
519: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:36:50.75 ID:YuTUMZY30
黒森峰学園都市コットブス地区 試合会場外の一角
「ダージリン様、そろそろ始まりますね」
520: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:37:22.10 ID:YuTUMZY30
「ペコさん、貴女には聞えませんか?熊と象の足音が」
「熊と……象?」
521: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:40:17.71 ID:YuTUMZY30
決勝戦 黒森峰側陣地 7時40分
「全車輌エンジン入ったか?」
522: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:41:08.07 ID:YuTUMZY30
「みほさんにですか?」
背後からもう一人の声。歌の始まりの声だ
523: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:41:43.04 ID:YuTUMZY30
車長を先頭にその後ろに乗員が整列する。ティーガーIが1輌、ティーガー2が2輌、ヤークトティーガーが1輌、エレファントが1輌、マウスが1輌にパンターが7輌、ランクが4輌、III号が3輌。車輌総計20輌。決勝に参戦可能な戦車数の最大だ
視界には合計96人の隊員が並ぶ。その命が私の指揮に掛かっている。だが見せるわけにはいかない。その不安を唾と共に飲み込むと一息つき、口を開いた
524: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:42:46.31 ID:YuTUMZY30
〜
広報部より報告
黒森峰女学園の動向
525: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/21(月) 23:43:25.58 ID:YuTUMZY30
ここまでです
526: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 20:38:00.88 ID:EGYyJA4LO
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