535: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 20:58:31.43 ID:EGYyJA4LO
残り200。腕を振り上げた彼女の手が降ろされると共に、さらに多くの砲弾が周囲にばら撒かれ始めた。流石の私も頭を出していたら怪我どころでは済まない程である
「麻子さん、前進継続!止まらないで!下手にスピード落としたら、死にます!」
536: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 20:59:02.30 ID:EGYyJA4LO
ここに一つ目の奇跡は達成された。自衛隊包囲網の突破である。全車輌土埃を浴びまくったのを除けば損害なく脱出できた。
「……に、西住……」
537: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 21:02:26.19 ID:EGYyJA4LO
私直属の黒森峰の先発隊が、森を突破して大洗がいた場所に突入する。しかしそこにもう大洗の姿はない。森から来たから、森の中にはいないと思われる
「大洗は?」
538: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 21:02:59.77 ID:EGYyJA4LO
「……10式、自衛隊の砲声……」
「えっ?本当に?」
539: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 21:03:34.68 ID:EGYyJA4LO
砲手や装填手との話を済ませ、全車に指示を出そうとした時、通信手がそれを止めた
「エリカ隊長……ルフトバッフェから……」
540: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 21:04:11.96 ID:EGYyJA4LO
彼女らの右側から森林を迂回したヤークトパンター、ヤークトティーガー、エレファント、マウスなどを含む重戦車部隊が合流し、市街地方面へ出発した
「……なるほど、話は分かりました」
541: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 21:04:38.41 ID:EGYyJA4LO
「……エリカさん。恐らく……」
「小梅、どうしたの?」
542: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 21:05:35.29 ID:EGYyJA4LO
〜
広報部より報告
543: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/27(日) 22:05:23.50 ID:cH77cM4bO
2245から始めます
544: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/27(日) 22:47:18.63 ID:cH77cM4bO
〜
幼児を抱いた母親ほど、見る目に清らかなものはなく、多くの子に囲まれた母親ほど、敬愛を感じさせるものはない。
ゲーテ
545: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/27(日) 22:47:46.62 ID:cH77cM4bO
大洗戦車隊は北西の方にある市街地に向かい、草地の丘陵を越えて行く。しかし後ろのポルシェティーガーが他の3輌に比べ大きく遅れを取っている。元からそこまでスピードを重視している車輌ではないが、坂道でもないのに遅れが大きすぎる
「沙織さん、ポルシェティーガーが遅れているようです。何が起きたのか聞いてみてください」
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