水本ゆかり「人形の檻」【ゆかさえ】
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183: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 17:21:51.72 ID:iX/HvtXE0


――窓の外を閃光が走った。
土砂降りの雨音に混じって雷鳴が轟く。
私は、このクリスマスらしくない悪天候を憂いて溜め息をつき、そして言った。
以下略 AAS



184: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 17:22:31.88 ID:iX/HvtXE0

しかし結局、彼女は過去を乗り越えられなかった。

十月、私たちの十九歳の誕生日に、彼女はついに孤独に耐えられなくなった。

以下略 AAS



185: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 17:23:17.02 ID:iX/HvtXE0

そして私は気付いたのだった。
私にはやはり紗枝ちゃんの存在が必要なのだと。

私たちは出会った時からすでに運命を共にしていた。
以下略 AAS



186: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 17:24:33.85 ID:iX/HvtXE0

私はその後も質問を続けた。

彼女がここの住所を知った経緯は簡単なことだった。
彼女の元プロデューサーに連絡し、過去の肉体関係を盾に脅して私の情報を聞き出したのだという。
以下略 AAS



187: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 17:25:13.44 ID:iX/HvtXE0

「携帯には連絡とか来てないの?」

「電源切れたままやから、分からへん……」

以下略 AAS



188: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 17:25:44.55 ID:iX/HvtXE0

「私ね。紗枝のこと、もっとちゃんと知りたいの……そして紗枝にも、もっと私のことを知ってほしい。だから、もう一度、最初からやり直そう? それでゆっくり話し合って、今度こそ二人で生きていくの。たぶん、時間はかかると思うけど……でも、私たちならきっとうまくやれるよ」

私はそう言って、ベッドに横たわる彼女の、その青ざめた表情に覆いかぶさるように顔を近づけた。

以下略 AAS



189: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 17:26:28.39 ID:iX/HvtXE0

私は一息つき、軽く伸びをした。

明日から紗枝の身の回りのお世話もがんばらなくては、そう意気込んで、気持ちも新たに深呼吸した。

以下略 AAS



190: ◆wsnmryEd4g[sage]
2020/10/18(日) 17:40:33.65 ID:iX/HvtXE0
このSSは去年のゆかさえ誕の時にpixivに投稿した『飼育』というSSを少し書き直したものです


191:名無しNIPPER[sage]
2020/10/18(日) 17:50:14.41 ID:xEmdF3xDO
乙

わーい、ヤンデレ四天王の名目、保ちましたですな


192:名無しNIPPER[sage]
2020/10/25(日) 17:08:13.57 ID:lZXNrZw40
ワオ…


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