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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ
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181 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 11:58:07.79 ID:b7aZWursO
>>179
まだその考えには至っていないようですが、いずれはそうなる可能性も高いでしょう。ですが、自分を犠牲にしても必ず全てが救えるわけでもありません。フローディアさんは自分一人だけが残る悲しさをガイさんにも味わってほしいのかもしれませんね。詳細は不明です。
>>180
少しネタバレになりますが、今のところ13日目まではとくに何事も起きない予定です。14日目以降は襲撃のようなコンマ判定が行われます。といっても自由安価で私の想定が崩された場合はこの限りではありません。よろしくお願いします。
182 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 11:58:43.36 ID:b7aZWursO
ーーリンの研究所
リン「いらっしゃい、英雄サマ!」
ガイ「……なんだ、その呼び方は」
リン「テラヌス・ウルスの被害を食い止めた英雄サマに敬意を込めた特別仕様のご挨拶でーす!」ビシッ
ガイ「落ち着かないからやめろ」
リン「はーい、残念。で?今日はどうしたの?もしかして……デートのお誘い?」
ガイ「遺跡探索の件だ」
リン「あ、そっちかー」ポン
ガイ「近いうちに、古代遺跡を調査する。魔法文明と機械文明、それと聖域の三ヶ所だ。どれも“影を喰らうもの”の出現記録がある」
リン「ふーん……影を喰らうものがね……で、そのロマン溢れる危ない現場に、私を連れて行きたいと」
ガイ「ああ。遺跡の構造や罠、古い魔法式……お前の知識と経験は必要になる。『影を喰らうもの』についても、何か分かるかもしれん」
リン「ふふん、わかってるじゃん♪嬉しいなぁ、私にお仕事の話が来るなんて……それで、条件は?私に首輪をつけたいんでしょ?」
ガイ「……最低限、二つ守ってもらいたい」
リン「お、具体的。いいよ、聞かせて?」
ガイ「一つ。同行中、仲間の身体に勝手に手を出すな……負傷の治療は構わないが、実験も検体扱いも禁止だ」
リン「死んだあとは?」
ガイ「駄目だ」
リン「即答……冷たいなぁ英雄サマは。まあ仕方ないか。二つ目は?」
ガイ「二つ。許可なく周辺の遺体を弄るな。ここはテラヌスの領内だ。遺族がいるかもしれんし、余計な騒ぎは避けたい」
リン「はーいはーい。気になる子がいたら、まずは飼い主──じゃなくてガイさんに報告ね?」
ガイ「……表現はともかく、意味は合っている」
リン「んふふ、それじゃあ私はおとなしくついて行くだけにしとくよ。遺跡で面白いものが見つかったら、そのときはちゃんと協力するからさ」
ガイ「……詳細は近い内に知らせに来る。探索の準備をしておいてくれ」
リン「りょーかい。じゃ、楽しみに待ってるね、英雄サマ」ヒラヒラ
ガイ(……英雄って柄ではないだろう、俺は)
⭐︎リンが遺跡探索についてきてくれます。
183 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 11:59:22.26 ID:b7aZWursO
ーーテラヌス・ウルス 宮殿
キキ「ヨードリー様、来客です〜」
ヨードリー「来客?一体誰だ?」
キキ「砂漠の英雄パーティの皆さんですよ〜。ガイさん以外の四人が来ています」
ヨードリー「ほう……通せ」
スタスタ……
サーシャ「失礼します」
リーゼリット「お邪魔します」
テル「こんにちは、ヨードリー様」
アインズ「面会の時間をもらい感謝する」
ヨードリー「構わん。お前たちなら、いつでも歓迎しよう……もう一人はどこに行っている?」
サーシャ「ガイは今、遺跡に詳しい人に会いに行ってて……合流前に、私たちだけでも聞いておきたいことがあって来ました」
ヨードリー「ふむ……聞いておきたいことか。とりあえず、座るといい。客人を立ちっぱなしにするのは気が引ける。キキ、彼女らに水を」
キキ「わかりました〜」コトッ
ヨードリー「それで、聞いておきたいこととは何だ?」
アインズ「砂底の聖堂について、あなたが知っていることを聞きたい」
ヨードリー「砂底の聖堂……我が先祖が聖域として使っていた古代遺跡か」
サーシャ「影を喰らうものと関係があるかもしれないから……前もって、ちゃんと知っておきたくて」
ヨードリー「……命を賭けてこの街を守った者たちの願いなら、耳を塞ぐわけにはいかぬか……」
ヨードリー「あの聖域自体はもともと我が先祖たちが作った場所ではない。あれ自体はもっと古い時代の遺構で、地上に姿を現したのは世界めくれの直後だ。砂が裂け、地形がめくれたとき──遺跡の一部が砂の上に突き出した。砂底の聖堂は、その時に姿を現した」
サーシャ「現した……ってことは、それまでは完全に埋まってた……?」
ヨードリー「調査した学者どもの話では──あれは、もともとここには存在しなかったはずの構造物らしい。別の場所にあった遺跡が、世界めくれの影響でずれ込んできた、とな」
リーゼリット「世界めくれで遺跡ごと位置がずれたんだ……」
アインズ「魔法学園の研究者も似た話をしていたな。元の座標からズレて出てきた遺跡がある、と」
ヨードリー「その通りだ。砂漠の地層と、聖堂の基礎の噛み合わせが妙に悪い。あそこだけ、後から据えられたように見える、と学者は言っていた」
テル「へー……でも、なんで聖域なんて呼び方を?」
ヨードリー「最初から聖域だったわけではない。見つかった直後は、ただの古代遺跡として扱われていたんだが……調査の結果、我らの先祖が儀式に使っていた痕跡が多く見られてな。学者や部族の長と話し合い、もともと聖域として扱われていたと結論づけたのだ」
アインズ「ふむ……では、探索は済んでいるのか」
ヨードリー「そういうわけでもない。出土したのは入口に近い上層だけで、下へ続く道は崩落と砂の流入で塞がっている。あるいは──塞がれたまま、まだ見つかっていないとされるが……実はあの聖堂の調査は、八年前に一度止まっている」
リーゼリット「止まってる……?」
ヨードリー「上層の記録と簡易図面までは整えた。だが、その先──崩落の向こうを無理に拓こうとした調査団が出たんだ」
テル「……どうなったんですか?」
ヨードリー「彼らは先へ行けなかった。いや、正確には──行く前に、上で見つけてしまった」
ヨードリー「祭具の並び、血止めの溝、祈りの文句……どれも恵みを請う形じゃない。『目覚めるな』『沈めろ』『繰り返すな』──そういう類の言葉ばかりだった」
ヨードリー「それで我らは理解した。先祖があそこを聖域として整えたのは、敬うためじゃない。触れないためだとな」
ヨードリー「ならば下へ降りるのは、信仰の問題以前に、禁を破る行為になる。だから止めた」
184 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 11:59:59.24 ID:b7aZWursO
サーシャ「……ヨードリーさん。私たちに、探索の許可をいただけませんか」
ヨードリー「……理由を聞こう」
サーシャ「私たちは今も続いている世界めくれを止めるために動いています。そのために必要な手掛かりを追っていて……その過程で、この砂底の聖堂が無関係とは思えないんです」
テル「正直に言うと、全部は話せない。私たちが追ってるものは、外に漏れたら悪用されかねないから。フローディアと戦ったのも、それを巡ってのことです」
ヨードリー「……ならば尚更、なぜ聖域に踏み込む必要がある?」
アインズ「この国の周辺で影を喰らうものの報告が増えている。そして世界めくれの直後に、あの聖堂が姿を現した……因果があるなら、放置すれば次に燃えるのはこの街だ。確かめずに済ませられる段階じゃない」
ヨードリー「……ふむ。確かめずに済ませられん、か。確かに、影の話が増えたのもあの辺りだ……十年前からいくつも耳にした。最初は戯れ言として流したがな」
ヨードリー「……とはいえ、私はあくまで一首長だ。気配がある、嫌な予感がする──それだけで聖域の門を開ければ、他の部族の長たちが黙っていない」
ヨードリー「お前たちが何を追っているか、全ては言えないと言ったな。なら──全てを言わずに、どこまで信じろと言う」
テル「……信じて、って言い方は卑怯かもしれない。でも……私たちは、テラヌスを利用しに来たわけじゃない。フローディアみたいに、街を踏みにじる気もない。むしろ、二度とあんなことが起きないようにしたい」
サーシャ「私たちが求めてるのは宝じゃありません。手掛かりです。止めるための……」
アインズ「禁足に縋って目を閉じるのは簡単だ。だが、禁足を守ったまま国が滅べば、結局守った意味も消える」
ヨードリー「……言うな、竜。分かっている」ジッ
ヨードリー「──それでも、許可は出せん。聖域は公式には閉じたままだ」
サーシャ「……」
ヨードリー「だが、お前たちが上層に入ったことにしない段取りなら組める。見逃す、という形でな」
リーゼリット「!……ほんとに、いいんですか?」
ヨードリー「条件がある」
ヨードリー「非公式だ。お前たちの名も目的も残すな。こちらも公には認めん。それと持ち出しは禁止だ。器物も石片も祭具も刻印も──何ひとつ、土産にするな。記録だけにしろ」
ヨードリー「最後に、何を見つけても必ず私に報告しろ」
サーシャ「……はい。必ず」
ヨードリー「キキ。動け」
キキ「はーい。段取り係ですね~。それっぽく目を逸らせるようにしておきます~」
ヨードリー「……いいか。もし嗅ぎつかれたら、私も、お前たちも禁を破った者として裁かれる……行け、とは言わん。見たものを持ち帰れ。必ず私のところへだ……報告が先だ、忘れるなよ」
サーシャ「……はい」
⭐︎砂底の聖堂の情報を得ました。
185 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 12:00:50.47 ID:b7aZWursO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」
ガイ「……」モグモグ
ガイ(最近は味がしないことにも慣れてきたな……いいことなのか、悪いことなのか……)
ガイ(アルバとはこちらで合流しようと言われたが、街にはいないようだ……おそらく古代遺跡を調査しているのだろう。それにしても、遺跡の調査か……どこから攻めるべきだ……?)
現在はテラヌス・ウルスです。(11日目)
※古代遺跡を調査する際はその旨を記載してください。
何をする?
安価下1〜3
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/13(土) 12:13:55.69 ID:166A8YGH0
不審者の捜索
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/13(土) 12:16:34.52 ID:wcz0vH2ZO
リンと戦闘連携の特訓
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/13(土) 12:23:47.54 ID:1lIZJVbhO
告白しつつトゥルーエンドと時間魔法を鍛える
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/13(土) 12:23:51.49 ID:ek9PA3G2O
サーシャとアインズ 酒に酔ったミラに絡まれる
190 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 15:16:25.13 ID:dIBakhnyO
ガイ(そういえば、以前に砂漠スライムたちが怪しいヤツらを見かけたと言っていたが……)
ガイ(フローディア以外の勢力が光の力を狙っているかもしれない。探りを入れるべきか)
◆
コンコン
ガイ「誰かいるか?」
ガチャ
リーゼリット「……ん、ガイ。どうしたの?」
ガイ「リーゼ。他のみんなは?」
リーゼリット「サーシャとアインズは出かけたよ?テルさんは……酔い潰れてまだ寝てる」チラ
テル「ぐおー、すぴー」zzz
ガイ「……好都合だな。一緒に来てくれ、リーゼ」
リーゼ「へ?」
◆
ーーテラヌス・ウルス 噴水広場
砂漠スライムA『あっ、ガイさん!』
砂漠スライムB『……生きてたんだ』
砂漠スライムC『こんにちは〜』
リーゼリット「あはは……なるほど、たしかにスライムと会うってなったらテルさんは連れてこない方がよかったね。それで、何をしにここへ?」
ガイ「あのスライムたちが以前言っていた不審者の捜索だ。可能性は低いが、世界樹の光を狙っているかもしれない」
リーゼリット「……なるほどね。フローディアたちは街中でも平気で攻撃してきたけど、他のヤツらはそうとも限らない……」
ガイ「ああ。スライムたちが言っている特徴に当てはまる人物がいたらこちらから先に接触しよう」
リーゼリット「もし、私たちに敵対的だったら?」
ガイ「……いつでも戦えるようにしておいてくれ」
コンマ下1
01-10 見つかりませんでした
11-60 銀髪褐色男エルフ
61-00 長身金髪の女性とオレンジ色のスライム
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/13(土) 15:21:55.57 ID:166A8YGH0
あ
192 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 18:21:05.22 ID:Cw/lS7pPO
砂漠スライムC『あ!ガイさん、あの人だよ。この前見たうちの一人!』
壁にもたれる銀髪褐色男エルフ「……」
砂漠スライムB『なんか……死にかけてない?』
ガイ「……あいつか。リーゼ、ここで見張っていてくれ」
リーゼリット「わかった。気をつけてね」
◆
ガイ「……おい」
銀髪褐色男エルフ「……?」ピクッ
ガイ「生きてるか」
銀髪褐色男エルフ「……いきて、ます……たぶん」
ガイ(声が枯れてる。目も焦点が甘い……)ジッ
銀髪褐色男エルフ「……あなた、めずらしい、けはい……ある」フラッ
ガイ「立つな。倒れるぞ」スッ
銀髪褐色男エルフ「……だいじょうぶ……」ズルッ
ガイ(噴水が近いなら水は飲めるはず……となると、食い物か。金を持っていないのか?)
ガイ「……大丈夫じゃないだろう。どれくらいこうしている?」
銀髪褐色男エルフ「だいたい……三日くらい……」
ガイ「そうか……量は少ないが、少しはマシになるだろう。これを食え」スッ
サーシャの手作りクッキー「」ポン
銀髪褐色男エルフ「!……いい、ですか?」
ガイ「ああ。」
銀髪褐色男エルフ「」ガツガツムシャムシャ……
銀髪褐色男エルフ「これ……すごく、おいしいです。とても助かりました。あなた、名前は?」
ガイ「……ガイだ。お前は?」
銀髪褐色男エルフ→ホレス「……ホレス、です。たすけてくれて、ありがとう。でも、わたし、あなたにかえせるもの、ない……」
ショボン
ガイ「見返りはいらん。報酬目当てで助けたわけじゃないからな……それより、立てるか」
ホレス「……すこし。ふらつく……します」
ガイ「噴水までだ。歩けなければ肩を貸す」スッ
◆
193 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 18:21:33.62 ID:Cw/lS7pPO
リーゼリット「えっ、連れてきちゃった!?」
砂漠スライムB『怪しい人が怪しい人を連れて歩いてると怪しさ倍増だね』モニョモニョ
リーゼリット「なんていってるかわからないけど、褒めてないことだけは私もわかるよ」
ガイ「……なにか酷いことを言ってなかったか?」スタスタ
砂漠スライムB『何も言ってない。それより、その人大丈夫なの?』
ガイ「長い間食事をとってないらしい……ほら、水だ」
噴水の縁に座らされるホレス「」ドサッ
ホレス「……みず……」ゴクゴク……
ガイ「飲みすぎるな。腹が驚く」
ホレス「……わかりました……」ゴクン
リーゼリット「……ガイ、その人は?」
ガイ「まだ知らん。まず飢えをどうにかしただけだ」ジッ
砂漠スライムC『この人、ずっと食べ物屋さんの前でウロウロしてたよ〜』
砂漠スライムB『買えないのに、じーっと見てた。たぶん、お金ない』
砂漠スライムA『世知辛いねぇ』
ホレス「……おかね……ある、つもり……でした」ゴソゴソ
見慣れない小さな金属片「」ジャラ…
リーゼリット「なにそれ。ボタン?はじめて見るけど……」
ホレス「おかね……です。あっちでは……つかえる」
リーゼリット「……あっち?」
ガイ「この国の通貨じゃない。店が受け取らないのも当然だ……ホレス、お前は何をしに、この街へ来た?」
ホレス「世界めくれ……しらべにきた。わたしのすむばしょ、世界めくれでこまってる……」
リーゼリット「え?世界めくれはたしかに今も続いてるけど……今でも直接的に被害を受けてる場所なんてセイントレアくらいじゃ?」
ホレス「わたし、幽世からきた。ここじゃない、べつのばしょ」
リーゼリット「……なにそれ。国の名前?」
ホレス「……くに、じゃない……ばしょ……」
ガイ(リーゼも知らない場所か……世界めくれという単語が上がった以上、只者でないことは確かだな)
ガイ「……今はいい。話は後で聞く」
ホレス「……でも……」
ガイ「今のお前は、ここで倒れて終わる。言いたいことがあるなら、立てる状態になってからだ」スッ
ホレス「……」コク
リーゼリット「宿に連れて帰る?」
ガイ「ああ……ホレス、歩けるか」
ホレス「……すこし……」フラッ
ガイ「無理するな」グッ
リーゼリット「サーシャとアインズも呼んでくるね。一人で大丈夫?」
ガイ「ああ、大丈夫だ……宿で落ち合おう」
ガイ『すまない。少しコイツに聞きたいことがあるから今日はここで別れさせてもらう』
砂漠スライムA『うん、気をつけてね』
砂漠スライムB『見た目こわいのに、優しいよね』
砂漠スライムC『ほんと〜!またね、ガイさん!』
◆
194 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 18:22:02.15 ID:Cw/lS7pPO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」
リーゼリット「ガイ、二人を連れてきたよ」
サーシャ「ガイ!急ぎって――えっ!?」
テル「おー、サーシャちゃんにリーゼリットちゃん、アインズさん。お帰りー」
ホレス「!」モグモグ
アインズ「……こいつは誰だ、状況を説明しろ」
ガイ「噴水広場で倒れかけていた。飢えているだけだ。今は食わせている」
サーシャ「人が飢えて倒れてたって……街の中で?どうして……」
ガイ「金がないと言っていた。見慣れない金属片を金だと」
ホレス「はじめまして、ホレス、です」
サーシャ「あっ、はじめまして……サーシャといいます」
ホレス「あなたがサーシャ……クッキー、おいしかったです」
サーシャ「それはどうも……」
サーシャ(この肌の色……純粋なエルフの人じゃないのかな?それに、肌に刻まれた魔法陣……フォレスティナじゃ見たことないやつだ)
ガイ「……さて、ホレス。お前に聞きたいことがある。構わないか?」
ホレス「はい……こたえられることは、こたえます」
ホレスと何か話す?
安価下1〜2
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/13(土) 18:27:42.77 ID:QWFCS1vw0
この辺の遺跡について知ってることはないか
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/13(土) 18:40:04.07 ID:166A8YGH0
世界めくれについてどこまで知っているか
197 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 20:52:32.99 ID:cGensMhmO
ガイ「たしか、世界めくれを調べに来たと言ったな。お前は世界めくれについてどこまで知っている?」
ホレス「……どこまで……」
ホレス「わたしの、すむばしょ……あっちも、さいきん、ひずみが……ふえた。あな、みたいな……」
アインズ「あっちとは何だ。国か、組織か。はっきり言え」
ホレス「……くに、じゃない……せかい……ちがう、となり……です」
リーゼリット「となりの世界……?なにそれ、童話?」
ホレス「……ほんと。ことば、ちがう。まりょくの、むき……ちがう」
サーシャ「魔力の……向き?」
ホレス「こっちは……おもて。あっちは……うら。その、あいだの……うすい、まく。いま……やぶれてる」
ガイ「膜が破れると、どうなる」
ホレス「……あなが、あく。あながちいさいと……ものが、ずれる。いせき、とか……ばしょ、とか……たまに、いきものとか……あながおおきいと……せかいが、まざる」
テル「まざるって……デロデロ教みたいな、全部一つになりましょう、みたいな?」
ホレス「……ちがう。まざると……ぶつかる。むき、はんたい。だから……こわれる。こわれて、きえていく。まるごと。どっちのせかいも……それが……わたしの、しってる……いちばん、こわい」ジッ
サーシャ「……どうして、そんなことが分かるんですか?」
ホレス「……ながれ、みえる。きこえる。わたし……それとめる、しごと。だから、きた」
ガイ「止める手立てはあるのか」
ホレス「……まだ、さがしてる。でも……あなは、ほっとくと……ひろがる……ふさぐには……つよい、ちからが、いる……わたしのせかいで『幽界樹』って、よんでた……大きい、ちから……」
リーゼリット「えっ、いま、なんて言ったの?」
ホレス「……なまえ。こっちのことば……いいかた、わからない。せかいの、いのちが……あつまる、き、みたいな……そういうの」
テル「つまり、世界樹みたいなやつ?」
ホレス「……たぶん……ちかい」
ガイ「……曖昧だな。だが嘘には聞こえん」
アインズ「結論を急ぐな。まず確認だ、ホレス。お前は世界めくれをどこで知った。誰に教わった」
ホレス「……だれにも。わたしの、せかいで……そう、よばれてた。そういう、なまえ」
198 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 20:53:10.83 ID:cGensMhmO
ガイ「……そうか。スライムたちから聞いたんだが、古代遺跡を調べていたようだな。なぜだ?」
ホレス「世界めくれ、とめるほうほう、さがしてた。それと、まおうのけはい、かんじたから、たおそうとおもった」
アインズ「何?魔王だと?」
サーシャ「そんなものの気配を、遺跡で……?」
ホレス「……うん。まおう。いきる、さいがい。こわれた、つよい、かんじょう……それで、うまれる、やつ」
アインズ「場所はどこだ。どの遺跡で感じた」
ホレス「ばしょ、まいかいちがう……せいかくには、わからない……このまえかんじたばしょ、なまえ、わからない」
サーシャ「そうだ……ホレスさん、この地図でいうと、どれですか?」パサッ
ホレス「……!この、あかいまる、たくさんついてるところ」スッ
リーゼリット「ここって……砂に呑まれた書庫だ!」
ガイ「……書庫か。影を喰らうものの報告が一番多い場所だ」
アインズ「そこで“魔王の気配”を感じたと言ったな。見たのか、遭ったのか。どっちだ」
ホレス「……あった。そこに、いた。かなしい、ながれが……」
テル「影を喰らうものが……魔王なの?」
ガイ「……可能性は高いな」
ホレス「……たおそうとおもった。でも、むり。わたし、たおされかけた」
リーゼリット「よく、生きてたね……」
ガイ「……分かった。ホレス、お前は今日は休め。まず食って寝ろ」
ホレス「……はい」コク
ガイ「処遇は保留だ。嘘か真かは、明日以降の動きで見極める」
サーシャ「……様子見、だね」
⭐︎ホレスから「砂に呑まれた書庫」に魔王級の気配があると聞きました。
⭐︎ホレスは一旦保護(様子見)となりました。
199 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 20:54:06.51 ID:cGensMhmO
コンコン
ガチャ
リン「やっほー、暇だから遊びにきちゃった!」
ガイ「リン!?」
サーシャ「えっ、この人が!?」
ホレス「……このひとも、めずらしいまりょく、かんじる」
リン「おー、初めて見る顔の人が何人か……私がネクロマンサーのリンです。遺跡調査に同行することになったから、そのときはよろしくね!」
アインズ「……まだ遺跡調査には向かわないぞ」
リン「えー、そうなの?もう私、いつでもいけるだけどな?」
ガイ「悪いが、まだ俺たちの準備が済んでいない。今日は顔見せだけでいい。詳しい話は別日だ」
リン「そんな邪険に扱われると、泣いちゃうよ?……って冗談。せっかく来たんだから、何か手伝わせてよ」
サーシャ「ガイ……リンさんは一緒に探索してくれるんだよね?それなら、連携の確認でもしない?もしかしたら、魔王と戦う可能性だってあるわけだし」
リン「お、さすがセーレフェリアを倒した英雄サマの一人!話がわかるね♪」
テル「なんかテンションが同じ感じだねー!仲良くなれそう!」
ガイ「おい……まあ、たしかに連携は重要か。訓練をしにいこう……悪いが、ホレスはこの宿にいてくれ。勝手に出歩くなよ」
ホレス「わかった」
◆
200 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/13(土) 20:54:35.46 ID:cGensMhmO
ーーリンの研究所 裏手の実験場
リン「じゃあ、はじめようか!」
テル「この、辺り一面にころがっている包帯のかたまりは……?」
リン「私のしもべだよ?」
テル「そっか……なんというか、独特だね……」
ガイ(リン、わかってはいると思うがリーナは……)コソッ
リン(もちろん、出さないに決まってるって。そこは安心してよ)コソッ
サーシャ(二人で何話してるんだろ……)
リーゼリット「それじゃあ……はじめよっか」
アインズ「ああ、いつでもいいぞ」
リン「今日は呼び出しの制御と、味方を巻き込まない位置取りの確認ね。動きながら合わせてもらうよ」
ガイ「……了解だ。まずは様子を見よう」
コンマ下1
01-50 ふつう
51-90 いいかんじ
91-00 ぐっどこんびねーしょん
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/13(土) 20:55:32.38 ID:tJl7wDIl0
あ
202 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/14(日) 00:44:53.98 ID:qlTBHjPzO
包帯の塊たち「」ズル…ズル…
ガイ「なるほど、コイツらが俺たちより前に出ると囮にできるのか」
アインズ「その隙に私たちで厄介な敵や罠を対処する……というわけだな」
テル「やってることは悪役みたいだけど、すごい効果的だね」
リン「周りに死体が多ければ数はもっと増やせるよ!……みんながその仲間にならないことを祈ってるよ」ボソッ
リーゼリット「ちょっ……怖いこと言わないでよ!?」
リン「あはは!冗談だってー!」
サーシャ「それにしては目が笑ってなかった気がしますけど……」
ガイ「……冗談でも言うな。連携の確認に戻るぞ」
リン「はいはい。あ、その子たちにはあまり近づかないでよ?敵味方の判別が難しいから」
テル「……それ、先に言うべき情報じゃない!?」
リン「てへ♪」
アインズ「……本当に、大丈夫か?」
ガイ「残念ながら、腕は確かだ……だからこそ、癖も含めて今のうちに慣れておけ」
⭐︎リンと連携の確認をしました。
リンと共に戦闘する際、+10の補正を得られます。
203 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/14(日) 00:47:20.31 ID:qlTBHjPzO
ーー大魔女の部屋
壁時計「」カチ……カチ……
トゥルーエンド「──来たわね、ガイ」
ガイ「ルー、訓練を頼む」
トゥルーエンド「ええ……今日で訓練は最後になるわ」
ガイ「……俺はまだ、時間魔法をまったく扱えていないが?」
トゥルーエンド「私が教えられることが最後ってこと。その先はあなた自身が自分で考えてできるようにしなきゃいけない……最終的に、あなたは自分の意思で時間魔法を自在に操るところまで行く」
トゥルーエンド「……今日は余計な理屈は省くわ。やることは一つ。あなたが実戦でやった時間の檻。あれを短時間だけ狙って出して、狙って解除する」
ガイ「……できるのか?」
トゥルーエンド「これまでの訓練を見て、できると判断したわ── ただし、条件つき。欲張った瞬間にあなたが呑まれる。だから短時間だけを身体に覚えさせる……三拍よ。時間の檻にいる間、あなたが三拍をはかるの……いいわね?」
ガイ「……短いな」
トゥルーエンド「短いからいい。世界を止めるのに、長さは要らない──必要なのは元に戻る時間だけ……来なさい」スッ
ガイ「……」スッ
ギュッ
トゥルーエンド「……私が錨になる。私の鼓動を基準にして。時間の檻にいる間も、絶対にそれを見失わないで」
トゥルーエンドの胸に耳を当てるガイ「……ああ」
トクン……トクン……
トゥルーエンド「……覚えた?私の、鼓動」
ガイ「……ああ。聞こえた。これを基準にすればいいんだな」
トゥルーエンド「……準備がよかったらいつ始めてもいいわよ」
ガイ「──」グッ
何かに触れる感覚「」
ガイ「……」ゾワッ
◆
壁時計「」
カップの湯気「」
ガイ(止まった……三拍数えろ……ルーの鼓動を思い出せ……今だ、戻れ──)
◆
壁時計「」カチ……カチ……
ガイ「……戻れた」
トゥルーエンド「……成功ね。三拍なら、狙って出して狙って戻れる……それ以上は禁物。これで訓練は終わりよ、ガイ」
ガイ「ああ。助かった、ルー」
トゥルーエンド「礼はいらないわ。さて、私ができるのはここまで。今後はあなた一人で頑張ってちょうだい」
204 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/14(日) 00:48:37.67 ID:qlTBHjPzO
ギュッ……
トゥルーエンド「……まだ、離れないのね」
ガイ「錨がなくても戻れる……でも、錨にしたいものは残った」
トゥルーエンド「な、なによそれ……訓練の話をしてるのよ」ジト
ガイ「……訓練は終わったんだろう」
壁時計「」カチ……カチ……
トゥルーエンド「……私は大魔女代理で……模造品で……余計なことを望むのは、許されないって──」
ガイ「許されないと勝手に思ってるだけだ」
トゥルーエンド「……馬鹿。そんな顔で見ないで……」
ガイ「望んでないなら、今すぐ離れるが」
トゥルーエンド「……っ」
ガイ「……嫌なら言え。言えばやめる」
トゥルーエンド「……嫌、じゃない……けど……困るわ……」
ガイ「……困るのか」
トゥルーエンド「困るに決まってるでしょう。私は大魔女の代理をするために造られて──」
ガイ「造られたからといって、誰かの代わりだけで終わる必要はない」
205 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/14(日) 00:49:15.69 ID:qlTBHjPzO
トゥルーエンド「……ほんと、あなたは……」
ガイの胸元に指先を置くトゥルーエンド「……」スッ
トゥルーエンド「……まだ、残ってるわね」
ガイ「……フローディアのか」
トゥルーエンド「ええ。灰みたいな熱。あなたの魔力じゃないものが、ここに絡みついたまま──ちょっと、むかつくわね」
ガイ「……」
トゥルーエンド「……あの女のこと、まだ気にしてる顔ね。口付けられたこと?胸に残った灰みたいな魔力?それとも……あの女の熱が、まだどこかに残ってる気がするから?」
ガイ「……全部だ」
トゥルーエンド「そう……なら、忘れさせてあげる。フローディアのこと、今だけは」
ガイ「どうやって──」
口付けをするガイとトゥルーエンド「」
トゥルーエンド「──上書きよ。これで少しはマシになったんじゃない?///」
ガイ「……ああ」
トゥルーエンド「……ああ、って何よ!感想が薄いわね」ジト
ガイ「言葉にすると、壊れそうだ」
トゥルーエンド「……そういうこと、平然と言うな……///」
ガイ「……まだ足りない」
トゥルーエンド「何が」
ガイ「上書きが」
トゥルーエンド「……っ///……どこまで図々しいのよ……///少し、待ちなさい……」スッ
鍵「」カチリ
トゥルーエンド「……確認よ。足りないなら、足りるまで……上書きが嫌なら、言って」
ガイ「……続けてくれ、ルー」
◆
⭐︎時間魔法への理解が深まりました。 3/3
⭐︎ガイが「時間の檻」を覚えました。
戦闘時のコンマで使用した際、一度だけそのときのコンマが奇数で+99偶数で+0の補正をします。
206 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/14(日) 00:50:26.92 ID:qlTBHjPzO
本日はここまでです。明日も更新したいと思いますので、よければお付き合いください。
それでは、また。
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/14(日) 01:11:20.54 ID:a2oJs2IpO
乙
いつの間にか好感度ストップ高
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/14(日) 03:31:46.49 ID:4szFqEjso
おつでした
こーれガイの方は本当にそのまま言葉通りの意味で言ってるんだろうなぁ
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/14(日) 09:07:25.13 ID:kZUEnb2Fo
男女密室何も起きないはずがなく
210 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/14(日) 10:47:51.70 ID:hMIq1+3MO
>>207
トゥルーエンドさんとはすごく仲良くなったみたいです。時間魔法の訓練は終わりましたが、今後も会うことはできます。参考までに。
>>208
トゥルーエンドさんは記憶を失ったあとのガイが素直に話せる人物の一人だったため、基本的に話す言葉は思ったことがそのまま出てきているみたいです。仮に記憶を取り戻したらすごい情緒になるかもしれませんね。
>>209
……ノーコメントです。
211 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/14(日) 10:48:33.06 ID:hMIq1+3MO
ーー「月明かりのオアシス」
ガイ「」ゴク……
ドルク「よっ、調子どうだ?」ストッ
ガイ「ドルク。今は……それなりだ」
ドルク「それなりっていうわりには、口元が緩んでるぞ?何かいいことでもあったのか?」
ガイ「……気のせいだろう。何か用か?」
ドルク「あ、そうそう!リンってやつも調査に連れていくって聞いてな。周りに色々聞いてみたら、みんな引きつったような顔してさ……あまりいい話も聞かねえし、連れてって大丈夫なのか?」
ガイ「……腕は確かだ。実績もある。ただし癖も強い。扱いを間違えないようにしなければな」
ドルク「なるほど……まあ、ガイが問題ないって判断したなら大丈夫だろ!それに、リンってやつに頼らなくてもいいくらい、俺が働いてやるさ!」
ガイ「フッ……頼もしい限りだな」
現在はテラヌス・ウルスです。(12日目)
※古代遺跡を調査する際はその旨を記載してください。
何をする?
安価下1〜3
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/14(日) 10:51:42.54 ID:dcFA7VKMO
アインズと砂漠デートしつつ遠目から影をくらうものを観察
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/14(日) 10:53:22.94 ID:kZUEnb2Fo
もう古代遺跡いこう
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/14(日) 10:53:39.52 ID:WsS2cOHK0
偶然会ったリアンノン(+ソーラ)に砂に呑まれた書庫について何か詳しい事を知っていないか聞いてみる
215 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2025/12/14(日) 11:54:39.00 ID:hMIq1+3MO
ガイ(探索の準備は済んだ……ドルクとリンに声をかけにいくか)
コンコン
アインズ「……ガイ、今いいか?」
ガチャ
ガイ「アインズ。どうしたんだ」
アインズ「遺跡調査の件で──なんだ、今から行こうとしていたのか?」
ガイ「ちょうど、声をかけにいこうと思っていたところだ。準備を始めてくれ」
アインズ「私はいつでもいける。他のみんなは少し時間がかかるだろうが……そうだ、ガイ。少し付き合ってくれないか?」
ガイ「?まあ、構わないが……」
アインズ「よし。あまり時間はとらん……空を飛ぶぞ」
◆
ーーテラヌス砂漠 上空
ヒュオオオ──
アインズ(竜)「やはり空はいいな!遺跡の中だと飛ぶことはできないから、出発前に少しだけ羽を伸ばしておきたかったんだ!」
ガイ「なるほど……ついでに上空から遺跡周りを偵察するということか。合理的だな」
アインズ(竜)「ああ。ホレスの話だと影を喰らうものは魔王の可能性が高い……道中で影を喰らうものと出くわして全滅、というのは洒落にならんからな」
ガイ「そうだな。こうしてみると、本当に広大な砂漠だ……探索する遺跡も上からだとよく見える」
アインズ(竜)「……む?」
コンマ下1
01-70 なんでもない
71-00 あれは……
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/14(日) 11:56:24.01 ID:e1L65MZq0
あ
217 :
仮面ライダーアインズ
:2025/12/14(日) 11:59:25.05 ID:P+Q8y8vx0
何だか仮面ライダーアインズが出てきそうな・・・・・・。
http://youtu.be/NQQGV3IceD4
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