53:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:54:04.18 ID:Q50p+N8IO
またしても降り出した小雨は、今日を憂鬱な一日に変えた。
七月も近づき暑さにも拍車がかかり、ジメジメむしむしとした空気は不快感を増幅させる。
歩いているだけで汗をかき、止まっていても心地悪い。
54:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:54:40.68 ID:Q50p+N8IO
「こんにちはー」
「あ……こんにちは。お疲れ様です……」
55:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:55:10.79 ID:Q50p+N8IO
だとしたら納得だし、だからこそ……
「……変な……誰が見ても大丈夫な内容しか書いてないよね?」
56:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:55:39.07 ID:Q50p+N8IO
……疑ってごめんなさい鷺沢さん。
いやほんと、よくよく考えたら彼の前では普通な振る舞いをする様気を使ってるって言ってたし。
いくら鷺沢さんだって、小・中学生がいる事務所にそんな文章を公表する筈も無いか。
57:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:56:16.12 ID:Q50p+N8IO
「ところで……性の六時間と言うものを、ご存知でしょうか?」
あ、戻った。
58:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:57:01.60 ID:Q50p+N8IO
「彼が……事務所に短冊を飾ろう、と。提案してきたのですから……」
短冊を飾る事は即ちそういう事じゃないと思う。
59:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:58:07.67 ID:Q50p+N8IO
「……実際の長さは……この笹で言うと、どの辺りくらいまでなのでしょうか……?」
その部分が濡れているのは、雨のせいだと信じたかった。
60:名無しNIPPER[sage]
2017/06/30(金) 00:01:33.24 ID:Us9bL6C50
雨…だといいですね(白目)
61:名無しNIPPER[saga]
2017/06/30(金) 22:00:43.51 ID:CYBVoiXwO
六月末日、相も変わらず雨と曇りを行ったり来たり。
梅雨の季節はそろそろ抜けても良いだろうに、今日も今日とて嫌になる湿気だ。
62:名無しNIPPER[saga]
2017/06/30(金) 22:01:25.22 ID:CYBVoiXwO
「ですから……その……」
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