過去ログ - Re:lationships
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 00:51:27.26 ID:s8CJo3xN0

コンテンツ


We can link.
誰とでも繋がれる時代
わたしたちは誰かを選び続け
誰かに選ばれるのをただ待つ

ペンネームのひとつひとつ
その向こうにいるのは誰?
それは確かな人間のはずで
コンパチブルな言語の羅列

わたしたちはコンテンツ
好きなものを選び合うコンテンツ
気に入らないから削除するの
気に入らないから削除されるの

誰とでも繋がれる
誰にも繋がれない
誰とでも繋がれる
誰とも繋がらない


楽しくない
見た目が微妙
評価が少ない
そこまでいらない

アプリを選ぶように人を選ぶの
とっかえひっかえバーゲンセール
わたしも無料であちらも無料
わたしたちマーケティング

わたしたちはコンテンツ
感情表現するコンテンツ
つまらないから要らないの
つまらないから要らないの

誰かと繋がれる
誰かに繋がれる
誰とでも繋がれる
誰となら繋がれる




[投稿]


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 01:05:20.62 ID:s8CJo3xN0

男「ふー」

自室の布団に寝転がり、男はため息をつく。

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 01:18:18.77 ID:s8CJo3xN0

時刻午後9時、住むアパートの最寄りのコンビニ「セファーソン」。
彼のバイト先でもある。

?「いらっしゃいませ、こんばんはー」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 01:30:48.69 ID:s8CJo3xN0

歩いて帰れるほどの帰路にて、レジ袋片手にスマホを取り出す。

ロックを解除すると、そこにはSNSからの通知があった。

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 01:45:10.40 ID:s8CJo3xN0

男「ずずっ。……」

紙パックのミルクティーをすすり終わり、男はスマホに目を戻す。

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 02:05:14.20 ID:s8CJo3xN0

男「ふいー……」

シャワーを浴びながら考えていたのは、先ほどにゃーさんから来たメッセージのことだった。

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 02:15:27.59 ID:s8CJo3xN0

だから、それに対して反応があったという事は彼にとって大きな非日常だったのである。

少し思案したのち、男は寝る前にスマホをもう一度つけた。

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 03:45:07.99 ID:s8CJo3xN0

男「いらっしゃいませ、こんにちはー」

次の日は昼から夜までバイトだった。
確か休憩が30分もらえたはず。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 03:55:26.73 ID:s8CJo3xN0

覚えることが多い以外にはコンビニのバイトなんて大したことはなく、すぐに時間は過ぎていく。

男「はよざいまーす」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 04:07:44.99 ID:s8CJo3xN0

男「んじゃ、8時半まで休憩入ってます」

先輩「お疲れさま」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/22(火) 10:43:33.70 ID:s8CJo3xN0

しばらくして、レジ前に異変があった。大量の学生が先輩に何やら注文をしている。
男は口の中のボロネーゼを飲み込み、キャップを深く被った。


以下略



12:一人称に変える すまねえ[saga]
2014/04/22(火) 22:22:58.02 ID:s8CJo3xN0

先輩「別に、やらなくちゃいけないこともないし、9時まで休憩してていいからっ」

男「い、いいですって」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/22(火) 23:42:37.19 ID:BuY1DrW20
ふむ。見所が多くて面白い。


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/23(水) 03:27:48.19 ID:mU+Y6VOVo
最初に自作ポエム垂れ流された時はどうしようかと思ったが意外に読めるぞ


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 10:34:56.10 ID:zrFddCkC0

先輩「美味しかった?」

男「あ、どーも」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 20:36:37.24 ID:zrFddCkC0

男「ただいまー……俺」

一人暮らしのアパートに響く虚しい声。荷物を思い切り放り投げたくなるが、下の人のことを考えてやめた。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 20:48:47.84 ID:zrFddCkC0

そのメッセージに対して、しばらく返信が帰ってくることはなかった。
俺にとっては、大した質問ではない。しかし、世の中には性別に関して複雑な問題を抱えた人もいる。
ただのネナベでも、良い気分はしなかったかもしれない。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 22:31:36.62 ID:zrFddCkC0

鬱屈した気持ちのままでシャワーを浴び、パジャマを着て、またスマホを手に取る。

男「……。はぁ」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/23(水) 22:32:59.56 ID:zrFddCkC0
どうでもいいけどタイプミス
26分ということにしておいてくれ


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/24(木) 09:57:27.09 ID:+ISxSm370

男「ふぁぁ……ねみ」

今日はOFFの日。

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/24(木) 12:38:23.93 ID:+ISxSm370

男「うーむ」

どうにも、平日の昼間というとロクな人間がいなかった。
特大のブーメランを投げた俺はまた違うアプリを起動する。
以下略



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