604: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:11:21.55 ID:zb1y6MLC0
土御門「……ッ! げほっ、がはっ!!!」
上条「! 大丈夫か!?」
605: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:12:07.42 ID:zb1y6MLC0
当麻の言葉を聞き、土御門は苦しそうに首肯した。
彼の体の至る所に走っていたはずの裂傷は既に消え、失われる血液は無い。
606: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:12:49.72 ID:zb1y6MLC0
土御門「……………………んー」
上条「どうした?」
607: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:13:33.25 ID:zb1y6MLC0
土御門「さて、どうしたもんかな……こんな体じゃあ、フランドールを捕まえることは出来そうにない」
上条「おい、まだそんなこと言ってるのか?」
608: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:14:29.62 ID:zb1y6MLC0
土御門の語調が強まる。
その瞳に宿るのは憤怒。しかし彼が怒るのは当然のことだ。
『禁書目録』はイギリス清教とって、替えの利かない最重要人物。
彼女を失うことは、イギリス清教を守る城壁を失うことに等しい。
609: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:15:32.85 ID:zb1y6MLC0
上条「フランの奴、泣いてたんだ」
土御門「何?」
610: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:16:43.04 ID:zb1y6MLC0
土御門「……はぁ、しょうがないにゃー」
611: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:19:13.49 ID:zb1y6MLC0
土御門「あい、わかった。 カミやんの行動については今更だし、これ以上はとやかく言わないぜい」
上条「あぁ……すまねぇな、土御門」
612: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:20:07.31 ID:zb1y6MLC0
当麻は土御門の言葉を聞き、ぎくりとして恐る恐る問い質す。
彼の考えでは、フランドール達をイギリス清教の標的から外すには、吸血鬼化をどうにかしなくてはならない。
しかし完全に吸血鬼化してしまっているとしたら、おそらくはもう手の施しようがないだろう。
613: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:20:50.10 ID:zb1y6MLC0
当麻は土御門の言葉に返答を窮する。
その言葉は正しく、今の彼にとっての急所であるが故に。
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20