藤原肇「ただ静かに、あなたのそばで」
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12:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 00:41:53.62 ID:6HNBSVHX0

 ― = ― ≡ ― = ―

 「何処でしょうか、ここは」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:23:10.52 ID:6HNBSVHX0

 「それで」

温かい緑茶を一口だけ傾け、肇が細く息をついた。

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:56:09.60 ID:6HNBSVHX0

 「……ふっ、ふふっ……! 私が、18歳になったから……ですか?」

頷いた。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 17:43:44.69 ID:6HNBSVHX0

 「綺麗、ですね」

 「ああ」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 17:55:13.91 ID:6HNBSVHX0

言い返すだけの言葉はとっくに尽きていた。
ただただ黙っているくらいしか出来やしない。

 「……」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 18:00:52.03 ID:6HNBSVHX0

 ― = ― ≡ ― = ―

 「……」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 18:17:05.23 ID:6HNBSVHX0

 「あくまで推測の話にはなってしまいますが」

 「ああ」

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 18:29:24.70 ID:6HNBSVHX0

 「ですが……中でも昔。奈良、万葉集の頃、『花』は『梅』を指していたそうです」

 「梅?」

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 18:39:07.94 ID:6HNBSVHX0

 「……前置き?」

目線で訊ねると、肇はゆっくりと、だがしっかりと頷いた。

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 19:02:31.63 ID:6HNBSVHX0

悪いことをしに来た癖に、悪くないとばかり言い張る。
果たしてそれは、立派な悪い子に違いない。

 「……上手くなったな、理屈を捏ねるのが」
以下略 AAS



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