岡部「俺は鈴羽を――お前の事を救えたか……?」鈴羽「――」
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8: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:50:04.10 ID:5LgnJack0
まゆりは救えた。紅莉栖も救えた。
そして、こうして時間が経ってしまったが、鈴羽も誕生してあの時の年齢まで成長した。
色々なラボメン達の苦悩は経てきたが、それでも皆救えたと思っていたこの世界線――

だがずっと心の中で疑問に思っていた事があった――
以下略 AAS



9: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:51:31.31 ID:5LgnJack0
「だからずっとこの世界線で暮らさせてやりたいだなんて都合のいい事は言わない!
 一日だけ……一日だけでもあの鈴羽≠ノ平和な世界を見せてやりたい!
 お前のやった事は無駄じゃなかったと教えてやりたい……!」


以下略 AAS



10: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:52:10.40 ID:5LgnJack0





以下略 AAS



11: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:55:42.87 ID:5LgnJack0
「……っ。」


激しく怒りのこもったダルの声色に、思わず目を背けてしまう。
わかっている……わかってはいるが……それでもそうしなければならないんだ。
以下略 AAS



12: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 20:02:49.47 ID:5LgnJack0
ダルが行ってしまう。こいつはラボから出ていく気だ。
多分、今ここから出て行ったら。こいつは二度と、俺に鈴羽を会わせ様としてくれないだろう。


「第一、オカリンさ。救う救うって散々っぱら言ってるけど、
以下略 AAS



13: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 20:03:58.94 ID:5LgnJack0
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以下略 AAS



14: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 20:07:19.79 ID:5LgnJack0
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体重を掛けて、ラボの階段をのっしのっしと僕は降りていく。
……もうそろ体重落とさなきゃ駄目かな。僕にもいい加減、娘と嫁がいるんだしね。
それにそろそろ体重が減らなくなる年齢だしなぁ……。
そう思って、階段を降りきるとそこには鈴羽が缶コーヒーを飲みながら待っていた。
以下略 AAS



15: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 20:08:28.58 ID:5LgnJack0
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「ううん!何でもなーい!今行くー!」


そういうと鈴羽は、こっちに向かって小走りで向かってきた。
以下略 AAS



16: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 20:09:51.85 ID:5LgnJack0
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以下略 AAS



17: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 20:14:41.39 ID:5LgnJack0
あれから何時間が経過しただろうか……。
俺はいつの間にか床から移動して、ソファーに座っているらしい。
何も考える事が出来ずただ呆然とし、時間だけが過ぎていく。

――俺は何をやっているのだろう……
以下略 AAS



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