117:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 20:47:09.77 ID:TaaH9Z3P0
  
  ◇ ◇ ◆ 
   
  「ご紹介します……こちらが」 
   
118:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 21:16:34.87 ID:TaaH9Z3P0
  
  「こちらが北条加蓮さんです。彼女は、神について知りたいようでして」 
   
  「へぇ〜っ……! 変わってますねー!」 
   
119:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 21:46:28.84 ID:TaaH9Z3P0
  
 歌鈴の隣に座るクラリスも、興味深そうに耳を傾けています。 
  
  「神道の神様……神霊と言ったりもするんですけど、 
   神霊は無限に分けられるんです。そして、全て同じ神様なんですよ」 
120:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 22:16:58.66 ID:TaaH9Z3P0
  
  「こんな所ですかねー」 
   
  「ありがとうございます。では、クラリスさんからも」 
   
121:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 22:27:27.95 ID:TaaH9Z3P0
  
 どこかで聞き覚えのある話でした。 
 さてどこで聞いた話だったかなと考え込みそうになりましたが、 
 ふと、慈しむようにブローチを撫で続けるクラリスの指先が目に留まります。 
  
122:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 22:40:42.51 ID:TaaH9Z3P0
   
  「……うん。結構スッキリ、し?」 
   
  「……うんー……?」 
   
123:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 23:03:21.07 ID:TaaH9Z3P0
  
  「……うん」 
   
  「こすえたちをー……みてたりー…… 
   みてなかったりー……こたえてくれたりー……はなしてくれなかったりするー……」 
124:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:03:09.95 ID:EfLG+Erp0
  
  【X】アヴァンチュール 
  
  
  「そうだったなぁ……赤かったよ」 
125:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:15:36.22 ID:EfLG+Erp0
  
  「後は、ハエが凄かったかしら」 
  
  「あぁ。そう、そう! あれは凄かった……何だったんだろうな」 
  
126:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:23:06.45 ID:EfLG+Erp0
  
 今よりも少しだけ若い二人が笑い合う写真の数々。 
 自身が生まれるよりも前の記録を、加蓮は興味深そうに眺めていました。 
  
 雄大な景色を収めた写真に、何故撮ったのか全く分からない写真。 
127:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:33:53.62 ID:EfLG+Erp0
  
  ◇ ◇ ◆ 
  
  
  「――ちゃん。加蓮ちゃん」 
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