過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:12:25.02 ID:cPRQijA0
時刻は12時17分。
お喋りに夢中になっていたせいでお昼休みの1/5近くが終わってしまっている。
今から行っても購買は売り切れ状態だろうし、
学食は確か改装工事だとかで一週間くらい休みじゃなかっただろうか。
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:14:10.70 ID:cPRQijA0
「泣くな御坂、弁当くらい分けてやるから〜〜〜」
そういえば今日帰って来たテストも赤点だった。
あの人にテスト中のミサカネットワーク使用を禁止された所為だ。
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:16:23.81 ID:cPRQijA0
「な、なななななななんであなたがここに、ってミサカはミサカはミサカはミサカは……」
「なんで、って出張講師の仕事終わって帰ってきたらオマエが弁当置きっぱなしだったからワザワザ届に来てやったンだろォが」
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:16:55.44 ID:cPRQijA0
「え、じゃつまり一緒に暮らしてるワケ?マジで!?」
「体弱いから家族の人と暮らしてるっつてたのに……まさか彼氏とはねぇ……」
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:17:30.85 ID:cPRQijA0
玄関を開けると、そこには見慣れない靴が何足も並んでいた。
普段は2人分(しかも1人1足)しか置かれていない分、4足というのは余計多い気がする。
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:18:37.66 ID:cPRQijA0
「今ミサカのお姉様達も来てるんだ〜、ってミサカはミサカは解説を加えるね」
「ほほう、つまりお姉様公認の仲というワケですなキミ達は」
「ち、違うよ!!いや合ってるけれどその解釈は違うよ!!ってミサカはミサカは……
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:20:28.14 ID:cPRQijA0
「なるほど。彼シャツが細身すぎて入んなかった、と」
「彼氏さんスタイル良さ気だったもんね〜〜」
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:21:01.93 ID:cPRQijA0
次の日の朝。
今日もあの人は正装するらしい。
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:21:33.62 ID:cPRQijA0
「昨日行った先の学校でバカ生徒にYシャツ汚されちまってよォ。
予備もクリーニングだし―――――――― オマエのなら多分ギリギリ着れンだろ」
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:22:34.70 ID:cPRQijA0
出勤や通学ラッシュで混雑する駅前を、杖をついて器用に闊歩する一方通行は
携帯を開いて通話を始めた。
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第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 20:23:58.73 ID:cPRQijA0
「折角友達来てるんだしさ、お茶の一つでも持って行ってやったらどうだ?」
超電磁砲や妹達との議論も一段落し何か飲むかとリビングに顔を出せば、
要件を終えた筈の件のヒーロー様は何故かのんびりとコーヒーを堪能していた。
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