過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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44:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:33:21.94 ID:TgoUeT2o

「・・・・・・」

 だが、そんな彼の思考を読んだかのように、真紅はふわりと、微笑みを浮かべた。
以下略



45:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:33:49.29 ID:TgoUeT2o

 実際、そうだ。

 完璧なローザミスティカが手元にあるのに、わざわざそれを砕く必要はない。
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46:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:34:16.64 ID:TgoUeT2o

「・・・ねえ、当麻」

「ん? なんだよ」
以下略



47:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:35:15.61 ID:TgoUeT2o

「なに?」

「いや、真紅はなんで今頃、こっちに寄越されたんだ? やっぱりインデックスがそっち側に頼んだからか?」
以下略



48:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:35:41.32 ID:TgoUeT2o

「えーと、真紅さん。貴女はインデックスさんの持ち物であり、そのインデックスさんが向こう側に送ってくれ、とか言って、こっちに寄越されたんではないのでせうか?」

「違うわ。私を呼んだのは当麻、貴方の方だもの」
以下略



49:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:36:08.82 ID:TgoUeT2o

「心当たりがあるようね」

 その表情を見て取って、真紅が言う。
以下略



50:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:36:35.53 ID:TgoUeT2o

「―――っ!」

 真紅がいきなり、己の背後の窓に振り返った。
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51:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:37:02.92 ID:TgoUeT2o




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52:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/03/21(日) 15:37:28.72 ID:TgoUeT2o

 上条家のベランダ。そこに面した窓が外からの衝撃に一気に砕け散った。


53:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:39:14.25 ID:TgoUeT2o


 室内に撒き散らされたガラスが、幸いにも上条のいる位置までは飛び散ってこなかった。

 曲がりなりにも能力者を預かっている学園寮だ。何かの災害、もしくは能力の暴発で窓が割れることは想定されている。
以下略



54:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 15:39:54.90 ID:TgoUeT2o

「な・・・」

 上条の口からあっけにとられたような声が漏れた。
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